CKD慢性腎臓病はたんぱく質制限で低栄養リスク

CKD慢性腎臓病の患者が一番不安に思うのは、腎機能の悪化で透析をしなければならなくなること。
透析導入を遅らせるには薬物治療だけでなく、食事の栄養管理が欠かせない。
日本腎臓学会の「CKD診療ガイド」では、塩分1日6グラム未満を目標にしているほか、たんぱく質やカリウムの取りすぎやリンの多い食事を避けるよう呼びかけている。 続きを読む

胆管がん再発の治療法は抗がん剤以外で放射線療法や免疫療法

質問

67歳の母は2年前、胆管がんで手術を受けました。
ステージⅠで、術後補助療法はしませんでした。
9ヵ月後、閉塞性黄疸を起こし、胆管ドレナージ術を行いました。
8ヶ月前、門脈が詰まり、ステントを挿入しました。
主治医から「再発が疑われます。抗がん剤の治療をしましょう」といわれ、
シスプラチンとジェムザールの治療を5ヶ月間行いました。 続きを読む

障害児が生まれる原因の病気の一つが風疹

妊娠初期で感染で娘に影響が起きた例の話。妊娠2ヶ月、母子手帳を受け取った夜、神戸市の女性30歳に全身に発疹が出た。
妊婦健診で通っていた診療所で風疹と診断された。
妊娠20週ぐらいまでの妊婦が感染すると、ウイルスが胎児に感染し、目や耳、心臓などに障害が起こる先天性風疹症候群(CRS)になる恐れがある。 続きを読む

不安定涙ドライアイはマイボーム腺の詰まり、涙の油不足

視界がかすむ、ごろごろなどの症状は涙が不安定が原因かも。
フルオレセインという染色薬品で目の状態がエメラルドグリーンになる。
最近の眼科ではスリットランプのカメラがパソコンでみれるようになっている。
正常な眼球はまんべんなくエメラルドグリーン。
黒い影、この黒い影の正体とは? 続きを読む

腕、二の腕にしびれと激痛で肺がん、脳梗塞

腕、二の腕にしびれと激痛で肺がん

東京脳神経センター作田先生
右腕にしびれやちりちりした痛みが徐々に広がる50歳男性。
右の二の腕、症状が軽く放置、一ヵ月後、激しい痛み。
病名は肺がんだった。
従来ヘビースモーカー。
しばしば癌ができる肺の上部付近には、首から腕に行く神経が密に通っている。
その上に癌ができると神経を傷害するため二の腕に障害が生じる。 続きを読む

睡眠時無呼吸、SAS、CRAPの値段と費用

女性もかかる睡眠時無呼吸症候群。
睡眠中に何度も呼吸が止まる睡眠時無呼吸症候群(SAS)。
太った中年男性の病気と思われがちだが、専門の医師によると、女性も閉経後はSASにかかる危険が高まるという。
放置すると高血圧などの生活習慣病を引き起こす可能性がある。
夜間突然死のリスクもあり、いびきや昼間の年苦毛が気になったら早目の受診を心がけたい。 続きを読む

1センチを超えるトリプルネガティブ乳癌は抗がん剤治療の対象?

質問

63歳女性です。両側乳癌で温存手術を受け、術後放射線治療を25回行いました。
腫瘍の直径は右が1.4センチ、左が1.7センチでステージⅠ、病理検査の結果、ホルモン受容体はER、PgRともに陰性で、HER2も陰性でした。
トリプルネガティブなので抗がん剤治療の対象になりますが、治療の有無は自分で決めるように言われ、「抗がん剤はしない」と返事しました。
最近になって本当にしなくてもいいのか不安になってきました。 続きを読む

頚椎椎間板ヘルニアの1週間入院の手術 内視鏡

59歳男性は2年前もともと抱えていた頚椎ヘルニアの悪化に悩まされていた。
首が痛くて寝返りができずよく眠れない。
パソコン入力が辛くて仕事が遅くなってしまう。
手の痺れもあり、お札の数も数えられないほどだった。
最初に痛みを感じるようになったのはその5~6年前。
近くの整形外科病院に行くと首の骨と骨の間でクッションの役割をする軟骨がはみ出して神経を圧迫する、「頚椎椎間板ヘルニア」と診断された。 続きを読む

白血病と採卵、卵子凍結と放射線治療、抗がん剤と妊娠出産

白血病と採卵、卵子凍結と放射線治療、抗がん剤と妊娠出産
卵子凍結、白血病難しい採卵の時期。
中部地方の会社員の女性26歳は4月下旬に白血病と診断された。
2月頃から貧血と立ちくらみがあり、地元の病院で詳しい検査を受けると、白血病で骨髄移植が必要と言われた。
主治医は抗ガン剤治療などの過程で卵巣が影響を受けて「閉経する可能性がある」と指摘した。 続きを読む