双子語研究の研究者に双子の子供を授かったと読売新聞

平成26年2月9日のくらし健康医療欄に双子研究者の冥利という記事がありました。
幼い双子の間だけで通じ合う双子語という言葉があります。
言葉といっても両親を含め他人にはまったく意味が理解できないため宇宙ごとも呼ばれています。
子供の発達を医学的な側面から調べる研究対象となっています。 続きを読む

しもやけ・ひび・あかぎれの原因と症状と予防

しもやけは凍瘡と呼ばれ、手足の指や耳が赤く腫れてかゆみを伴う病気。
同様に手足の指に見られる「ひび・あかぎれ」は手足の皮膚に割れ目ができてひどい場合は出血する症状。
これに対し、しもやけは毛細血管内で血行不良が原因で起こる。

栄養事情が改善されたことに加え、暖房設備や防寒具の普及で患者数が減少したと考えられていた。
しかしここ3年は受診数が増えていることが皮膚科の医師の間で話題になっている。
冬場に気温が下がる年が続いており、一日の気温差が大きく、血管の収縮回数が増えて血行が悪くなるケースが増えていると見られる。
日本臨床皮膚科医会常任理事を務める川端皮膚科クリニック(東京都調布市)の川端院長によれば、若い世代ではしもやけを知らない人がいる。
中には子供が発症していても、なんだかわからないといて釣れてくる親もいると話す。 続きを読む

パーキンソン病幻覚の原因は血液中のたんぱく質

パーキンソン病、幻・錯覚の原因は…
脳の神経難病「パーキンソン病」の患者で、血液中のたんぱく質がわずかに増えると、幻覚や錯覚を引き起こすことがあると、
国立病院機構宇多野病院(京都市)の澤田秀幸臨床研究部長らが発表した。
投薬方法を変えることなどで、幻覚の発症を抑える可能性があるという。
論文はアメリカの科学誌プロスワンに掲載された。 続きを読む

長引く咳はチック症、親のしつけが原因ではない

チック症の多くは自然治癒です。子供のながびく咳の中には突発的に短い動作を繰り返すチック症がか関わっている場合もある。
大阪府内の小学一年生の男児は2013年4月に小学校に入学した直後から、まばたきやせきが目立つようになった。
その後も治らず、せきをしたり鼻をすすったりすることが頻繁になった。
近くの小児科クリニックを受診して風邪薬を処方されたが、よくならなかった。 続きを読む

しつこい咳の原因は胃酸、逆流性食道炎

胃酸逆流 食道や気道刺激
東京都内の女性会社員28歳は2011年から冬に軽い風邪にかかると、しつこい咳に悩まされるようになった。
診療所で風邪と診断され、咳止めの薬を飲んだがよくならない。
翌年の冬には激しく咳き込み、あばら骨にヒビが入ってしまった。 続きを読む

丸山ワクチン効くの効かないの?患者の希望で打てる安い癌治療薬

がん治療薬として認可をめぐり、国会で審議されるなど社会的に大きな問題となった「丸山ワクチン」。
昭和56年に患者が実費を負担する「有償治験薬」としての使用が認められた。
しかし、既に30年以上が経過しており、丸山ワクチンを知らない人も多い。
対応は末期の子宮頸がん。
治療の受け方や最近の研究結果をご紹介。

白血球の減少を抑える薬として認可はされている

白血球の減少を抑える薬として認可はされている
丸山ワクチンはがんの免疫療法のひとつで、がん細胞を直接殺すのではなく、免疫の働きを強化し、がんを抑制する薬。
がん治療は手術、放射線、抗がん剤の3つが基本だが、免疫療法はこれらに次ぐ第4の治療法として期待され、丸山ワクチンはその元祖ともいえる。

通常の治験は治療ではなく、有効性や安全性の調査・研究が目的。
しかし丸山ワクチンの「有償治験」は希望する患者に提供することを目的として設けられた制度ともいえる。
このため、有償治験を希望した患者に対して、通常の治験のように有効成分が入っていないプラセボ(偽薬)が投与されることはない。 続きを読む

膵がんステージⅣaの治療法、放射線治療やペプチドワクチン免疫療法

膵臓癌1期2期3期4期手術するボーダーラインは?
がん電話相談から、膵がんステージⅣaの治療法について。

質問

73歳の母は1ヶ月前、胃の不調を訴え、検査を受けた結果、膵がんステージⅣaと診断されました。
主治医から「血管に浸潤していて手術はできません」といわれました。
TS-1治療が始まりましたが、放射線治療など他に治療法はないでしょうか?

回答

手術ができない進行膵がんは、日本の規約でステージⅣになります。
ステージⅣbは肝臓などに遠隔転移がある病期です。
ステージⅣbは転移はないものの、がんが重要な血管に浸潤しているため、完全切除が不可能と考えられる病期です。 続きを読む

胃ろうは鼻から管より飲み込みやすい食事リハビリで病院を評価

「口から食事」回復に診療報酬で評価へ

厚生労働省は、平成26年度の診療報酬改定で、胃ろうの患者にリハビリを実施し、口からの食事ができるまでに回復させた医療機関に診療報酬上の評価を行う方針。
どんな医療機関にどんな条件で実施するかは未定だが、安易に胃ろうしたり、リハビリせずに放置する現状を是正したい考えだ。 続きを読む