中性脂肪を正常にする方法。コレステロールの見方

中性脂肪に気になる人が寝る前に飲んでもいい飲み物はコーヒー。
コーヒーには脂を作る要素がない。
スポーツ飲料の糖質やアルコールは中性脂肪を作る原因になる。
脂質異常30代で3分の1だが放置している。
血中コレステロールは突然死の原因にもなる。

脂質異常症と診断される3つの条件

  • HDL 善玉:40未満(mg/dl)
  • LDL 悪玉:140以上(mg/dl)
  • 中性脂肪:150以上(mg/dl)

中性脂肪は生きるためのエネルギー源

食べ物に含まれる脂質や糖質が肝臓で合成されたもの。
体内の細胞が正常に働くために蓄えられているエネルギー源。
増えすぎると血管に負担をかけ傷つけてしまう。
内臓脂肪となってメタボの原因になる。
以下でコレステロールの見方がわかる。 続きを読む

難治の進行胃がんは手術をしない方が副作用少ない生存期間が長い

抗がん剤単独治療は難治胃がんに有効。
根治が難しい進行胃がんの患者に対しては、病巣を切除する手術を行うよりも、抗がん剤だけで治療する方が有効であるとする国際共同研究結果を、国立がん研究センターなど全国のがん治療施設の医師らで作る、「日本臨床腫瘍研究グループ」の胃がんグループが発表した。 続きを読む

手根幹症候群は腱膜が腫れる→正中神経を圧迫でしびれ痛み

手と指の痛みとしびれは手根幹症候群。
ある女性は5年前から右手の人差し指、中指がしびれる。
痛みとしびれで夜中目が覚める。手を振るとましになる。
編み物で親指が動かなくなって病院。
気づかないうちに親指がやせ細っていた。 続きを読む

違法だった人工呼吸器の取り外しができるようになるかも

治療を尽くしても回復の見込みがなく、死期が迫った患者への対応に関し、日本救急医学会と日本集中治療医学会、日本循環器学会は、延命治療を中止する際の手続きを明文化した「救急・集中治療における終末期医療に関する提言(診療指針)」案を共同でまとめた。
人工呼吸器の取り外しも選択肢に含まれている。 続きを読む

熱中症になりやすいのが7月下旬、8月中旬の理由

熱中症の救急搬送者毎年4万人以上。
熱中症には2回危険な時期があります。
●1回目 7月下旬 梅雨明け 気温の急上昇
●2回目 8月中旬 暑さによる疲労が蓄積
この2つの時期に増える理由は? 続きを読む

熱中症予防に炭酸水、朝風呂、トマトきゅうり

夏は風鈴の季節。風鈴はガラスでできています。
そのガラスを溶かす温度は1250度!暑い中での仕事です。
健康カプセルで紹介されていてた、風鈴職人の熱中症対策の知恵をご紹介します。
熱中症分類と対処方法についてはこちらをどうぞ。 続きを読む

メニエール病の原因と特徴と治療法

国の特定疾患、難病に指定されているメニエール病は、耳の奥にある内耳の障害によって激しいめまいや難聴が起き、日常生活に支障をきたす病気。
病院にいっても、単なるめまいや、耳鳴りと判断されることも多い。
診断に時間がかかり、病状が悪化するケースもある。 続きを読む

ノルバデックスは子宮内膜症の悪化が副作用。乳癌術後のホルモン治療

質問

44歳の女性です。
右乳房の部分切除術を受けました。
ステージⅠ、大きさは1.4センチ、リンパ節、多臓器への転移はありませんでした。
ホルモン受容体は陽性でHER2は陰性、Ki-67は8.2%でした。
現在、術後の放射線治療を受けています。
乳腺科の医師から「放射線治療後、ホルモン治療をしましょう」と言われています。
私には婦人科の病気があります。
卵巣のう腫で右卵巣を摘出、左卵巣も部分切除術を受けました。
現在、子宮内膜症で婦人科を定期的に受診しています。

婦人科の医師から「ホルモン治療のノルバテックスは婦人科疾患に対してリスクがあるので勧められない。
リュープリンなら影響は少ないが、ステージⅠなのでホルモン治療はしなくてもいいのではないか」といわれました。 続きを読む

網膜症の治療法は血糖値を下げると手術

糖尿病合併症を食い止める網膜症。視力を保つには?

糖尿病が起こってから10年20年は自覚症状に乏しく、視力が低下したときには進んでいる。治療を受けるタイミングが難しい病気。

光は角膜を通り水晶体を通り奥にある網膜に当たる。
物を見るための神経が全体に広がっている。
眼底写真を見ると、細い血管が無数に伸びている。
これらの血管が障害を受ける病気で両方の目に起こる。

網膜症はこんな病気

細い血管の壁がもろくなって出血が出てくる。
まんなかに障害が起こらないと自覚症状が出にくい。
その間に進行してしまう。

進行度1、自覚症状無し

小さい出血点
眼底検査を年1回~3ヶ月に1回

進行度2、自覚症状がない人が多い

赤い斑点は出血 白い部分は網膜の血管の閉塞
眼底検査を1~2ヶ月に1回

進行度3 著しい視力低下

網膜にはない病的な血管=新生血管。
結合組織を伴った増殖膜。
増殖膜が網膜を引っ上げる、けん引性網膜剥離。
眼底検査を2週間~1ヶ月に1回

硝子体出血

境目にでる新生血管はもろいので、いきんだり、ぶつかったりしただけで目の中に出血する。
虫が飛んだみたいに重篤なひぶんしょうになり見えなくなる。

網膜が剥がれることがある

増殖膜が縮む、網膜をけん引してはがす。
剥がれると栄養がもらえなくなるので重篤な視力障害が起こる。

眼底の検査をすることで発見できる

糖尿病と診断されたら年に1回以上。
網膜症と診断された場合は、病態に応じて治療しなければならない。

糖尿病性網膜症の治療法

血糖値を下げる

日本糖尿病学会 HbA1c 7%未満を目指しましょう。
リスクを下げることが出きる。

レーザー治療(光凝固)

出血を止め、血管が閉塞した領域を固めること。
オウハン部の機能を保つ。
新生血管の発生を抑える、出てきたものを退縮を目指す。
95%以上失明をとめられる。
ポイントは適切な時期に行うこと。

硝子体手術

増殖膜を取ってしまう、濁りを取る。
血液吸引と増殖膜切除。
網膜は傷つけない。
0.5以上の視力に戻るのが5割~6割ぐらい。
0.1以上の視力に戻るのが8割ぐらい。

リスクは技術的に難しい手術であり、
特殊な緑内障を伴う場合もある。医師と相談しながら行う。
網膜症ならば、糖尿病の治療、内科と眼科の連携が大事。
糖尿病眼手帳で内科と眼科の情報共有が大事。
眼科健診が大事。

サボり病?月曜日だけ元気になる続発性副腎不全 ACTH欠乏症

MRIで確認 下垂体しぼんでいた
体温36.5 血圧128/84 脈拍76
前任者の失敗を押し付けられ出向させられる。
ストレスに耐え切れなくてうつ病を発症?
52歳、部品工場で副社長。
手や肘、肩、足あちこちが痛い、うまく力が入らない。 続きを読む

腎臓が大きくなるスピードを遅くする薬はサムスカ錠

多発性のう胞腎(ADPKD)の初治療薬はサムスカ錠(一般名・トルバプタン)。
大塚製薬が開発したものだがもともとは心不全の治療薬錠剤の利尿剤)だった。
しかし、ADPKDにも効果があることがわかり、10年前からアメリカの病院を中心に、世界15カ国約1400人以上の患者の協力を得て治験を実施。
服用により腎臓が大きくなるスピードを平均50%抑制する効果が判明し、世界初の治療薬として今年3月、日本でも承認された。 続きを読む

多発性のう胞腎の主な症状

多発性のう胞腎は腎臓にのう胞(水が詰まった袋)が無数にでき、少しずつ大きくなることで腎臓の機能が低下する難病。
「常染色体優性多発性のう胞腎(ADPKD)」の治療薬が世界で始めて承認された。
根治には至らないが病気の進行速度を遅くすることが可能。
腎不全による人工透析や腎移植を遅らせる為の選択肢が広がった。 続きを読む

関節リウマチの治療、手術の説明

関節リウマチは、外敵から体を守る免疫の仕組みに起きる異常により、関節に炎症が起きる病気。関節の腫れや激しい痛みなどの症状がでる。
病気が進むと関節が傷んで変形し、歩くのが困難になるケースも有る。
30~50歳代の女性がなりやすく、患者数は全国に70万人以上いるとされている。 続きを読む