大動脈瘤破裂は血圧も下がる意識が遠のく8割~9割がそのまま死ぬ

大動脈瘤とは動脈に瘤ができる病気 。
大動脈とは体の真ん中にあり、心臓と直接繋がっており、頭や腕、内蔵足に枝分かれ、最もふと

く、成人では太さ2cm、長さ50cmあります。
怖いのは膨らんだ部分が破裂。
体の中で大出血するから命にかかわる。

動脈の老化が原因、高齢になるとかかるかもしれない。
高血圧や高脂血症などの生活習慣病
遺伝の影響もある。
年間3万件の手術が行われている。

大動脈瘤ができやすい場所

大動脈瘤ができやすい場所

胸部

胸では弓のように曲がる大動脈弓(きゅう)
まがるので力がかかりやすい胸部大動脈瘤。

腹部

お腹。一番多くできる。
大動脈がふたまたに分かれる、腹部大動脈瘤。

こうした瘤が破裂すると激烈な痛み。
血圧も下がる
意識が遠のく
8割~9割がそのまま死ぬ
救急車必須 続きを読む

白血病の新しい治療法。間葉系幹細胞はドナーのリンパ球から攻撃されない

白血病の新たな細胞医療、2015年9月承認された日本発の幹細胞を使った再生医療等製品。
ただ、白血病において行われる造血幹細胞移植における合併症につかうものです。
移植後、ドナーのリンパ球により患者の臓器が障害をうけることがある。
そのときに使う製品として承認されました。

白血病とはどういう病気なのか?

血液の中には白血球 赤血球 血小板がありますが、血液を作る工場である
骨髄野中にある造血幹細胞から分化してできています。
白血病とは造血幹細胞が癌化する血液の癌。

白血病の治療法

診断時には体の中に白血病細胞が一兆個あるといわれている。
抗がん剤によって100分の1に減らすことを目指す。
抗がん剤と造血幹細胞を組み合わせて行う。
複数の抗がん剤をセットにして繰り返し何回もして治癒を目指す。
半分は治癒する。
無理と予想される場合、移植を行う。 続きを読む

子供のてんかん発作を治療する理由

てんかんは100人に1人がかかるといわれており子供の頃に発症することが多い。
てんかんは脳が突然興奮してんかん発作。
子供の場合、てんかん発作が続くと脳の発達が妨げられる。
静岡てんかん 神経医療センター小児科 高橋幸利先生

子供のてんかんは治すことができる?

富士の病ではなく抗てんかん薬で約70%発作が止まる 飲み薬で
止まらなければてんかん手術 新しい治療法で発作を抑制できる
子供の頃に治療を始めるのは大事。
発達が妨げられる 乳幼児期に早く見つけることが重要

てんかん発作は大きく分けて2つ

部分発作

  • 手足がひきつる 運動発作
  • 首や目が勝手に動く 運動発作
  • 光が見える 感覚発作
  • 音が聞こえる 感覚発作
  • 手がしびれる 感覚発作
  • 吐き気や頭痛が起きる 自律神経発作

全般発作

  • 意識を失う 欠神発作
  • 全身が硬直する 強直発作
  • 力が入らなくなる 脱力発作

部分発作はなかなかてんかんと判断できないかもしれない
気づきにくい発作症状として
乳児だと肩をひきつるスパズム発作
乳児以降だと方がピクンとうごくミオクロニー発作
全身が動く→てんかん発作
体の一部だけ→生理的なものの場合が多い 続きを読む