喀血と血痰と吐血の違いは量と色

血痰は2ml以下のものを言う

喀血とは気道または肺から血液が喀出すること。
よくドラマで、口からべちょっと赤い・赤黒いものが出るのは吐血で、
ウェヘッ、ゴホッっと咳をした時に痰などに血が交じったものが出るのが喀血です。
咽頭・気管支・肺実質からの出血を言い、咽頭や鼻腔、口腔からの出血は喀血とは呼びません。
量的には2ml~5ml以上喀出した場合を言い、それ以下を血痰と言います。

喀血の量

  • 少喀血(10~20ml、盃に1~2杯程度)喀痰と混和しているか純血液
  • 中喀血(20~100ml、コップあるいは茶碗に1杯程度)泡を含んだ血液
  • 大喀血(100ml以上あるいは24時間以内に600ml以上の喀血)鮮血、色鮮やかな血、咳嗽、泡を含まないことも有る
  • 出血直後に喀出された血液は鮮血
  • 気管支内に停滞してやや古くなった血液は暗色、凝固血(コアグラ)
  • 喀血液が一度胃に嚥下されてから吐出されたものは胃液の作用を受けて暗褐色

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力を入れたときに足・手のしびれの頸椎の病気は硬膜内くも膜嚢腫

両足のしびれと歩き方が変。
足全体にしびれが広がる。
スムーズにあるけない。
しびれた足がいうことをきかない。

近所の整形外科を受診、
医師が疑ったのは首の骨の異常でした。
加齢などで首の骨が変形し神経圧迫で足や手にしびれ。
打診器 異常なし
頸椎の神経に少し圧迫がある。

ファーストオピニオン:頚椎症性脊髄症

どの治療も薬も効果がない。
手がしびれだした。
尿出してトイレ出ようとしたら足が一歩も動かない。

会社で段ボールを運んだことが始まり中身は大量の書類。
まったく足が動かなくなったときはトイレで用を済ませた後。
朝起きたとき足の痛み。

この3つに共通するのは不意に力を入れたとき。

首の神経の異常だけですべての症状を説明できない。 続きを読む