脳MRIでD+Fでお願いしますとは?

脳MRIでD+Fでお願いしますというオーダーがありますが、D+Fとはディヒュージョンとフレアのことで一般的なMRI撮影のことです。MRI撮影は、撮影条件を変えることにより、経過時間を推測することができます。

脳MRI撮影は、撮影条件を変えることで分析ができる

脳MRIは撮影の条件を変えることで分析ができる
flair(フレア) 脳梗塞、炎症や浮腫 すべて白く映る。炎症や浮腫は収まれば治る。
diffusion(ディヒュージョン) 一週間以内に起きた脳梗塞が白く映る。すでに細胞が死んでいるため機能は回復しない

flairにうつる白い影は脳梗塞よりも炎症や浮腫が疑われる。
感染性心内膜炎で脳に炎症が起こるのは稀。
脳に異常がおきることのほとんどは脳梗塞。

巨細胞性動脈炎の症状は顎がだるい、薬が効かない頭痛、発熱、右肩の痛み、物が二重

巨細胞性動脈炎はいわゆる側頭脳動脈炎のことです。ICD10になって病名が変わりましたね。

巨細胞性動脈炎の症状は顎がだるい、薬が効かない頭痛、発熱、右肩の痛み、物が二重
薬が効かないズキンズキンとする頭痛。
熱が二週間前から続いている。
緊張型頭痛とは考えにくい。

頭痛 発熱 は3つが疑われる

感染症 結核 髄膜炎
悪性腫瘍 がん 悪性リンパ腫
その他

体が痛くなったり
肩とか肘とか体の節々
右肩を特に
物を取ろうとして右肩が激痛

目が変、物が二重。

医師は触診で
鎖骨の付け根で痛いことを発見。
右肩になんらかの炎症が起きている可能性。

右手首の脈に違和感 右がかすかに弱い。

右上腕動脈に炎症が起き血流障害が起きているのか

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