医師は給料高いから退職金いらない、スーパー85歳オーバーATM医

赤字クリニック
@redcommetclinic
リプ欄に、医師は給与高いから退職金なんて要らない的なのがあった
給与高いって事は、税金も圧倒的に高い事には言及されておらず。
こういう事書くと、クソリプ来るから、日曜日の朝の誰も見ないだろう時間に、そっと呟く、日曜の朝
おはようございます
引用ツイート
medtoolz
@medtoolz
「医師は高収入」というのは、個人的には嘘要素もかなりあって、公立病院で長く勤務したドクター以外、まずもって退職金もないし、
退職後の年金もない。医師免許持ちというのはかなり恵まれた日雇労働みたいな側面があり、基本的に一生を通じて食べるすべを探さないといけない。

最近は普通のサラリーマン、自分を含めて退職金は全然ないよ。
退職金がないのに年収がずっと300~400万なんて生活保護と一緒。
医者たちはこの手取り20万で一生生活できる?これでやりくりして子育てもするんやぞ?お前らできへんやろ?
お金あるんやったら文句言うなやって思う。

給料も少ないのに60歳過ぎると定年後採用で給料をさらにガクッと減らされて生きるのも大変なぐらいになる。
医者の高マウントマインドはキモイわと思いながら見てるけど、医者は一生働かないといけないという宿命を背負っているわけで。

一生働きたいのはみんなそうだけど世間はそうさせてくれない。
医者だけに許される80歳オーバー雇用。 続きを読む

クリニック開業1年目の監査はこんな感じ?

twitter DJさとう @dryamadataroh さんのツイートより

内視鏡学会の提言で内視鏡検査時はPPE着用の事で院内トリアージが算定できる根拠を提供してくれた
(学会などでフルPPEが推奨される場合は院内トリアージが算定可能かもしれないと…)
クリニック開業の1年目の監査のツイートが保険診療算定に対するいい戒めになるので転載。

クリニック開業1年目の監査はこんな感じ?

開業して1年位経過すると厚生局から新規個別指導なる案内が来ます
カルテ(10人位?うろ覚え)を提出しそれに対する記載不備を指摘され場合によっては返還、悪質であれば来年も指導を受けます
カルテはきちんと記載しましょう

内科開業の場合、ほぼ100%問われるのが
特定疾患指導管理料算定の根拠です
何もカルテに記載されていないと返還命令が下されます
(ハンコを押して枠の中に一言書くだけではだめだな・・・)

そして消化器内科を標榜していたら問われるのが慢性胃炎についてです
慢性胃炎は特定疾患なので、指導管理料の対象になります
慢性胃炎の診断の根拠は?
慢性胃炎に対してどのような生活指導をしたのか?
をカルテに記載しましょう
(最近のピロリルールもあるしそれは大丈夫かな、慢性胃炎は内視鏡で確認が必要、胃透視は胃潰瘍…)

例えば何気にロキソニン&ムコスタを出して
ムコスタの病名を胃炎とし、
特定疾患指導管理料が自動算定される電カル設定は注意が必要です
(飲み合わせ胃薬で胃炎もおかしいし、特定疾患療養管理料もおかしいですね、クリニックはやりかねないかな?) 続きを読む

逃げ切り違法請求しない病院は儲からないけど正しい

医療事務、昔話。
当時1日外来患者数700~900人。
整形外科、外科系が強い。
救急専門医がいる。
救急車が連続で来るほど積極的な救急受け入れ。

医事課ルールでギプスしたら全員非観血的整復術を算定していた。
1件1万円~15000円の利益。
少なく見積もって1万円として、

月平均少なく見積もって、
骨折してギプス巻いただけの人は10人として、
1月で10万円
1年120万
とりあえず10年で1200万円か。

当時の医事課長はもう雲の上になっているので逃げ切り。
当時の診療報酬制度は逃げ切る感覚。(紙から電子に移行する時代)
逃げ切り違法請求。(時効)

たぶんこんなのがいっぱいある。
でも誰にも見つからず、逃げ切ったこの当時の課長は正しいな。

自分がいる病院はそういう違法請求はしていない。
だから、逆に、時間外に医師がこんなに頑張ってこれっぽっちの請求じゃあ儲からないな…ってなっている。
全体的に。

再診の時間外救急車の受け入れの点数の低さには愕然とする。