モルヒネ麻薬死ぬ人に依存症とか副作用ではなく苦しまずに死ねるかが重要

公開日: : 最終更新日:2014/06/17 療養病棟、療養型病院

モルヒネ医療麻薬 保険適応の拡大必要
医療用麻薬モルヒネについて、愛知県の国立長寿医療研究センター、緩和ケア診療部医師西川先生。
モルヒネやオキシコンチン、オキノームは、がんが周りに広がっている時などに感じる激しい痛みを取る目的で主に投与されています。
さらに呼吸中枢に作用し、呼吸のペースを穏やかにすることで、息苦しさを和らげる効果もあると考えられています。
血液中の酸素濃度が安定し、呼吸に関わる筋肉の緊張がほぐれ、呼吸困難感がとれることをよく経験します。

欧米に比べ消費量が少ない。
日本の場合保険適応は主に癌です。
筋萎縮性硬化症ALSなどの一部神経難病でも使用が認められています。
一方、欧米では呼吸不全や心不全の終末期医療にも広く使われており、消費量の違いとなって現れています。

痛み目的で出すモルヒネで依存症をおそれて増量しないのは間違い

患者一人あたりの投与量も少ないことも消費量が少ない理由です。
モルヒネの投与を受け手も痛みが残っている患者をよく診ます。
増量すれば痛みに悩まされずに過ごせるはずですが、医師も患者も体に悪いのではないかと増やさずに我慢してしまう。
痛みなどの症状に応じて使用する限りは薬を増量することができ、依存症に陥ることはまずありません。
便秘などの副作用も対処可能です。

亡くなる寸前の呼吸困難感などの苦しみを麻薬で取る

癌以外の病気でも亡くなる前に、呼吸困難感に苦しむ患者は多く、対応を急がなくてはならない終末期医療の課題だと思います。
COPD(慢性閉塞性肺疾患)では気管支拡張薬、心不全なら利尿薬や強心薬の投与など標準的な治療を行ってもなお、
患者が受け入れがたい呼吸苦があるときはモルヒネの使用を選択できる環境を整える必要があると思います。

環境設備のため、呼吸不全、心不全の苦しさに対するモルヒネの使用は、患者、家族の同意を得た上で医師の責任で行われているのが現状です。
普及には保険適応を目指す必要があると思います。

そのためにはまず、全国の複数病院が協力し、モルヒネの安全性と効果を調べる臨床研究を今年度から公的な資金で行います。
成果を基に関係学会が国に保険適応を訴える道筋を描いています。

使うと早死にするなどの誤解がある

治すことが難しいとわかった早い段階から、その人らしい人生の最後を過ごすために、
どんな治療やケアが受けたいか、患者、家族と医師はよく話し合う必要があると思います。
こうした話し合いで医師が説明しておけば、誤解や偏見をさけられるのではないかと思います。
25/10/31産経新聞の暮らし欄よりでした。

個人的な意見としては、死にゆく患者に依存症とか副作用とか関係なく、いかに苦しまなくて死ねるかが緩和ケアの最後の段階なのだなという方向性を見ました。

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