認知症のトイレ立ち座りに便利な方法とオムツの選び方

公開日: : 最終更新日:2014/02/25 療養病棟、療養型病院

お年よりは足腰が弱るとトイレを利用するのが大変になる。
トイレ内で体を支える福祉用具を使ったり、時にはオムツを使ったりしながら無理のない介護をしたい。

京都府に住む68歳女性は母92歳の排泄に悩んでいる。
母は要介護3で介助すればトイレまでいけるが、部屋から遠く、トイレでの立ち座りにも苦労する。
女性は最近オムツを使うことが増えた、このままでは認知症と寝たきりになるのでは?と心配する。

毎日トイレに行くことは立ったり座ったり歩いたりという生活の基本動作を繰り返すこと。
高齢生活研究所の所長浜田きよ子さんは、本人の自立を保つことに繋がると指摘する。
室内の移動を楽にするのは廊下に手すりをつけたり段差をなくしたりする住宅改修が効果的。
さらにトイレ内で使える福祉用具もあるので上手に活用してみてと話す。

具体的な手法については以下の記載

認知症はオムツの尿量と時間帯でトイレに誘う
老人ホームの認知症トイレの気づきと誘い方

便利な肘置き付手すり

トイレで立ち座りするのに苦労する場合には姿勢保持手すりがおすすめ。
これは便座の前に設置する、肘置き付手すり。
持ち運びできるタイプは、ベッドのそばのポータブルトイレまで運んで使うことも出来る。
肘置きに手をついて体重をかけることで立ったり座ったりがしやすくなる。
便座に座ったときには肘をついて前かがみの姿勢になることで、腹に力が入っていきみやすくなる。
介護保険を利用してレンタルできるのでケアマネージャーに相談するといい。

便利なU字型クッション

授乳用として販売されているU字型クッションも役立つ。
体の前方から腹回りにはめるようにつける。
クッションに肘を乗せると前かがみの姿勢をとりやすくなり、排便が楽になる。

紙おむつも体の状態や介助に応じて選ぶ

ただトイレ介助は昼夜にわたり回数も多い。
何が何でもトイレに連れて行こうと意気込むと本人にも介護する家族にも負担がかかりすぎる。
状況に応じて尿取りパッドやおむつなどを併用し、無理のない範囲で介護することが大切。

例えば夜間はベッドで瓶を使ったり、おむつをつけたりすれば本人と家族の睡眠時間を確保しやすい。
普段から尿取りパッドをつけておけば、便座に移るのに手間取ってもらしてしまっても両者のストレスは小さくて済む。

体の状態や介助する状況に応じて適切なオムツを選びましょう。
大人用オムツは、パンツ型とテープで止めるタイプに大別される。
トイレを使う人なら下着のように上げ下げできるパンツ型が便利。
寝たまま交換する場合はテープ留めタイプが使いやすい。

漏れないように尿取りバッド重付けに注意

尿取りパッドも重ねてつける場合には使い方にも注意したい。
漏れないようにとパッドを何枚も重ねたり、おむつに対して大きすぎるパッドを選んだりすると、
オムツの横漏れ防止のひだを押しつぶしてしまい逆効果だ。

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