聞いてない高齢者にがんの主治医の説明

公開日: : 最終更新日:2015/08/03 療養病棟、療養型病院

厚生労働省の調査で高齢者のがん患者への説明は4人に1人が理解できないそうです。
高齢化の影響などで4人に1人、約25%のがん患者が主治医から受けた治療の目的、抗がん剤の副作用などの説明内容について理解してしない事が厚生労働省研究班の調査でわかったそうです。

わかりやすい説明の方法や患者・家族を支援する看護師の配置を進める必要がある。

がん診療の国の中心的な病院である国立癌研究センター東病院、精神腫瘍科の小川先生のグループが、治療チームの説明を受けた肺がん患者114人に面談し理解度を判定したと。

聞いてない高齢者は半数に認知症の疑いがあった

24%にあたる27人は化学療法や放射線療法はがんを完全に治すことが難しく、がんと共存していく必要があるなどの点を理解していなかった。
また治療の副作用で感染症にかかりやすくなったり、吐き気などの症状が表れたりすることを聞いていないと答えた。
この27人のうち15人は認知機能検査の値が正常より低く、認知症の疑いがあった。

一方説明を行った医師に調査した所、8割が理解していると思っていた。
医療現場は多忙で患者が理解した程度を確認する余裕がない面がある。
患者、家族に働きかけて再度説明を行う看護師の配置などを検討する必要があると話している。

後悔して実感しないとわからない人が多い→聞いてないの返事

私も含めて一般人、大衆、特に頭がいいとは言えない人は、自分の身に降りかかる災難は、降りかかってから出ないと後悔できない。
主治医からの説明を受けていたとしても、覚えていないというのは、
結局理解していないから、自分の事だと思っていないから覚えていないといえると思います。

子供のような感じなんですが、年をとると子供のようになるというし、頭も固くなって、新しくて難しい話を理解できずついていけない。

でも自分は大事なので、驚愕の事実を伝えられたとき、その事実が身に降りかかったとき、責任転嫁をしてしまうのかもしれない。
なかなか、一般人に勉強して理解しろというのは高齢者なら尚難しいと思う。
このシュミレーションゲームのような事前説明を理解できる仕組みというのが求められる。

関連記事

no image

胃ろうは鼻から管より飲み込みやすい食事リハビリで病院を評価

「口から食事」回復に診療報酬で評価へ

記事を読む

no image

食べる機能、舌が衰えて滑舌が悪くなり誤嚥に

最終警告!たけしの本当は怖い家庭の医学の

記事を読む

no image

ミキサー違う、酵素で原型のまま風味を楽しめる介護食事NHK

朝のNHKニュースでありましたが、最近の

記事を読む

no image

中心静脈、経鼻胃管でチューブから感染で敗血症で死亡も

過剰な胃ろうの拒否反応に困惑も。 胃ろ

記事を読む

no image

胃ろうで吐く、小腸チューブで注入量を減らすと安定

穏やかな最後を看取る 胃ろうを作っても

記事を読む

no image

低栄養で床ずれで入院の対策に栄養士の訪問指導

管理栄養士の訪問指導は介護保険サービスの

記事を読む

no image

フシジンが効く理由は皮膚科の先生の趣味?

フシジンが効く理由は、なんでも治療が長引

記事を読む

no image

死亡退院や死亡entのお見送りの大事さ

終わりよければすべてよし、お見送りの大事

記事を読む

no image

死亡率の高い療養型病院の終末医療の印象

いつかの話ですが、仲良くなったあるデイサ

記事を読む

no image

一口ごとに飲み込みにくいから交互にする

食事介助のポイント 生活にリズム・歯を

記事を読む

no image
減点されにくい病名の付け方

国家資格を持っている医師は診療点数など考えずに治療する。 検査して病

no image
全摘と温存の一番の違いは残っている乳腺の量

44歳女性です。 非浸潤乳がんと診断されて手術予定ですが、全摘か温存

no image
GISTという病気の治療法は手術。腸間膜、大網、腹膜、胸膜からも発生する

68歳の女性です。 左卵巣に10センチの腫瘍ができ、7ヶ月前に左右卵

no image
LPS 認知症の原因物質を減らす方法はハチミツと歯磨き

LPSは強い口臭(生ごみ臭)が特徴の認知症の原因。 口腔内の悪玉菌。

コリン性じんましん
体温の上昇で汗をかかない場所が痛い病気はコリン性じんましん

武の健康の医学より、こんな病気が紹介されていました。 主婦48歳、パ

→もっと見る

PAGE TOP ↑