目が開けれない しょぼしょぼ 歩くとふわふわは眼瞼痙攣だった

60歳女性の症状。
3年前から目がしょぼしょぼして目を開けているのが辛くなった。
眼科に行ったら 涙の蒸発が早いのでドライアイの治療をした
次は歩くとふわふわする。
心療内科で原因不明といわれた。
半年前から左目だけ開けていられない。
運転も出来ないし集中できない。

ファーストオピニオンはドライアイ

今症状はどれぐらい?

今左目が閉じたくなった。
閉じてると片目を開けて長くいられる。

目がしょぼしょぼして開けていられない時はまず眼科医は表面の病気を疑う

目の表面の病気

  • ドライアイ
  • アレルギー性結膜炎
  • 結膜弛緩症

ドライアイを治療したが治らなかった。

気になった症状2つ

  • 歩行中にふわふわする
  • 左目を開けていられない

歩いてて景色とかはっきり見えづらい。
宙を浮く感じ 階段危ないなと思うことがあった。
症状が出始めるときより瞬きが多くなった。
ひとつ簡単なテストをしてもらう。

ポンポコテスト

これは眼科の教科書に書いてない東京都千代田区井上眼科病院若倉先生が考えたテスト。
実際にやっているテスト。
「ポンポコポン」というリズムで軽く瞬きする。
リズムに合った瞬きができない。
眉毛が動いている。
普通の瞬きはまぶただけでやる。
眉間にしわがよっている。

病名は眼瞼痙攣の疑い

目が開けれない しょぼしょぼ 歩くとふわふわは眼瞼痙攣だった
眼瞼痙攣は脳の神経回路の故障。
目を開ける筋肉に指令が上手く伝わらない。
その結果瞬きが上手くいかない。
両目を開けてられないから片目をつぶってしまう。
歩いていてふわふわする。集中力が欠けるので目を知らずに閉じてしまうから
ぶつかってしまったり、階段から落ちたりする。

眼瞼痙攣の原因は?

強いストレス、神経系に聞く薬の副作用やよくわからない人も多い。

眼瞼痙攣の治療は?

根本的な治療はない。
ボトックスという麻酔を瞼に注射して眼をすこしつぶりにくくして眼を開けているのが楽になる。
クラッチ眼鏡も有効です。眼を開けやすくしたりマッサージ効果がある。
その後、若倉先生は地元の神経内科を紹介しました。