足の壊死を防ぐ手術の種類

公開日: : 最終更新日:2014/04/18 皮膚科、形成外科

糖尿病など生活習慣描画原因で、血管の壁が厚くなる動脈硬化が進むと、足に十分な血液が流れなくなり、足が痺れたり、歩くと痛んだりする。
末梢動脈疾患という病気だ。
症状が進み、壊死や潰瘍が生じる、重症下肢虚血は、年間に1万~2万人が発症するというデータがある。

足の壊死を防ぐ手術の種類

切断を最小限にする救済治療

足の壊死では、くるぶしや膝から足を切断することがある。
しかし切断で歩行ができなくなると、生存期間が短くなるといわれている。
そのため、切断を足指など一部にとどめる、足の救済治療が一部の病院で行われている。

治療は主に、血流を回復させる循環器内科と血管外科、壊死した部分を切りとり、傷の治療を行う形成外科などが連携して行われる。
病院間で患者を紹介し、協力している地域も有る。

血管内治療

血管内治療は、足の付け根から動脈内に細い管を入れ、動脈硬化で狭くなっている部分を風船で広げ、血液が流れるようにする。
再び狭くならないように網状の金属の筒を病変部に留置することもある。

血管外科手術

血管外科手術では、自分の血管や人工血管を使い、動脈が狭くなっている部分とは別の血流を作るバイパス手術が行われる。
厚くなった血管内壁を削り取る手術もある。
十分な血液量を回復させることができるが、高齢者や全身状態が悪い患者には手術ができないことも多い。

血管の手術は、膝下では血管が細い為、難易度が高いが、足の切断を避けるには欠かせない。
形成外科では切断した傷の回復を早める薬や医療機器などを使った専門的な治療を受けることが出来る。

壊死は切り取っても再発の恐れ

糖尿病を長年患っている患者や、人工透析患者は、足の小さな傷が急に悪化し、一部が壊死してしまうことがある。
壊死した部分は切り取っても傷の回復に必要な酸素や栄養を運ぶ血液の流れが悪いままでは、再び壊死が生じ、大きく足を切断しなければならない事態になることもある。
足を守る血管外科手術と傷の治療を一体的に行う必要がある。

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