臭い後頭部とうなじ、背中や胸周りの男性の体臭は3種類

第3の臭い”ミドル脂臭”について。
中年男性の臭いといえば加齢臭が有名だ。
言葉のイメージから、オヤジ臭=加齢臭と思っている人は意外と多い。
ところが、加齢臭は古い本のような臭いで、実はそれほど不快ではない。
しかも加齢臭の成分「2-ノネナール」が本格的に増えるのは50代以降。
発生する場所も背中や胸周りで、俗に言う耳の後ろから臭うという説は噂に過ぎない。

では中年男性の臭いの正体は何なのか、
それこそが今、「第3の臭い」として注目される”ミドル脂臭”です。
主に後頭部からうなじにかけて発生

チーズなどの発酵食品にもあるにおい成分「ジアセチル」が原因になっている。
「頭の汗に含まれる乳酸が頭皮の細菌などによる代謝で分解されて発生する。
皮脂臭と混ざることで悪臭が増す」とマンダムの臭気判定士、清水真由美さんは説明する。
加齢臭より不快度が高く、広がりやすい性質がある。

男性の体臭は大きく分けて3種類ある

●50歳以降の加齢臭
●35~45歳で顕著に現われるミドル脂臭
●思春期から20歳前後が最も強い、脇を中心とした汗臭

この3つの臭いが交じり合う30代40代は最も体臭のケアが必要な世代です。
臭いを気にしない人はモテないですよ。
でも臭いに敏感になりすぎるのもよくないですが、食生活をしっかりして清潔感をだしていきたいところですね。