巻き爪の原因は深爪。爪が曲がるケア方法

巻き爪の原因は深爪。爪が曲がるケア方法
足爪のトラブル、巻き爪、陥入爪(かんにゅうそう)
東京医科歯科大学 講師 皮膚科フットケア 高山先生

陥入爪の説明

皮膚に食い込んで細菌感染症、炎症
痛みのために体のバランスを崩して転倒する。
足の親指で起こることが多い。

発生する原因は深爪と靴の圧迫。
爪は長いとくつしたとかにひっかかったりするから深爪してしまいがち。
爪は力がかからないと曲がっていくもの、不健康になると横の爪と皮膚がくっつくところが外れる。

深爪の説明

爪のない部分ができると歩いた時、下からの力がかかる。
皮膚に盛り上がる部分に爪が潜っていってしまう。
伸びようとする爪、盛り上がった肉で伸びれない。
食い込んでいくことで痛みを伴う、化膿する。

靴の圧迫で爪が曲がる

サイズのあわない靴を使うのが問題、特に高いヒールで指が圧迫されて爪が巻く。
大きい靴を履くと、前すべりをすることで先端に当たると爪が巻く。

高齢者になると男女問わず爪の性質が変化して硬くなる。
体のほかの障害、足に十分体重が掛けれなかったり、陥入爪の頻度が高くなる。

足の爪が食い込んで痛いので深爪にしてしまう

何度も繰り返してしまうこと痛みが起こる。
深爪をすると、ますます悪化。深爪にならない切り方が大切。

正しい足の爪の切り方

爪の白い部分上から見て先端部分の皮膚が見えるのは切りすぎ。
先端部分をきってしまわにあように。

少し伸ばす。皮膚と同じ1mm以内。
先は平、真っ直ぐ、過度は少しだけ切る。

足のケア方法

足をお湯につけ、3分で爪を柔らかくする。切る時割れるとかを防止するため。
足に石鹸をつけ、歯ブラシなどで洗い落とす、
爪と皮膚の境目に挟まった角質を洗い落とす。

石鹸を流したら、爪の周り、指の間の水滴をしっかり取る。
爪を整えます。爪やすりと爪切りを作る。
爪切りは刃先がまっすぐなもの。
爪のやすりは爪用のやすりでひっかからないようになる。

少しづつ切ることが大事です。先端が平で真っ直ぐになるように切る。
過度の部分は切りすぎないこと、整える程度。
切った後はやすりをかけて整える。

爪を整えた後は保湿クリームで爪のとこにもつけておく。
ケアは週に一度ぐらいで保湿は毎日。

爪きりは歯はカーブしてるものが深爪の原因なのだ

伸ばしすぎると 靴などにぶつかり ひっかかって爪が剥がれる 注意

靴の圧迫

靴のサイズがあっているということ。
つま先にゆとりがあること、かかとにフィットしていること。
女性はヒールが3cm以下。
かかとにあわせて靴をかき、かかとにつけてつま先にゆとり。
紐やベルトはしっかり結ぶ。靴を清潔にしておく。

指先に痛みがでてしまったときは?

自分ができるのはテーピング、布のテープで盛り上がった肉を引っ張ること。
痛みがある皮膚にテープをはり、下に張る。
皮膚の盛り上がりを無理やり下にする。

もっと悪化した場合

ワイヤー法:重症 、クリップ法:形状記憶、軽症
まきづめテーピング ガター法
そのまま自然に治らない、痛みがある、変形が強い場合は、皮膚科や形成、フットケア外来などの病院で見てもらいましょう。