20代のメラノーマが見つかり、脇のリンパ節に転移。
手術後、2年以内 3年以内が再発率が高い山。
その山をこえれば再発のリスクは下がる
月に一度 インターフェロン治療を行った。
ステージ1または癌の手前で病院に来て貰いたいが一般の人にはわからない。
これがあればメラノーマかも?
- 新しく出来た
- だんだん大きくなる
- 大きさ6mm以上
- つまむとシコリ
- 形が左右非対称
- 周りに染み出す
- 色むらがある
- 出血する
メラノーマの5年生存率
- ステージ1 転移なし(がんの厚さが2mm以下)約95%~100%
- ステージ2 転移なし(がんの厚さが2mm以上)約70%~80%
- ステージ3 リンパ節や周囲の皮膚に転移 約50%~60%
- ステージ4 内臓に転移 約10%
要注意のホクロとしみはダーモスコピーという皮膚科の検査でわかる。
新薬ニボルバブ+手術
ふとももにできたほくろがメラノーマだった。
つけねを触るとグリグリ、しこりがあった。
メラノーマがふともものリンパ節に転移してしこりになった。
思いがけないところで転移、上半身と下半身をつなぐ筋肉の中にも3cmの転移。
手術で安全に取れるところはとり、取りにくいところ、体に影響が残るところは薬で治療する。
手術後ニボルバブの投与を行う。
2014年の9月に適応。メラノーマで使えるようになった。
手術で取れない体の奥の癌をたたきます。
がん細胞を直接たたくわけではない。
ターゲットは免疫細胞。
免疫細胞ががん細胞を攻撃するが、がん細胞は免疫細胞が攻撃しないように働きかけ身を守っている。
免疫細胞が再び癌を攻撃するように働きかけるのがニボルバブ。
点滴を数週間に1回。
次には肺がんの1部で使えるようになるでしょう。
ニボルバブの副作用
- 間質性肺炎
- 肝機能障害
- 甲状腺の異常
- 腸炎
- かゆみ
ニボルバブの金額
体重が60kgで1回85万円 3割だとのその三割負担。
体重で計算する。それを三週間ごとに行う。
高額医療制度を使うと月の金額は85000円ぐらいになる。
ニボルバブの5年生存率では日本ではわからないが、3年で40%という生存率まで来ている。
早期発見に注意、自分のことも人のことも気をつける。
新しく出来たほくろがだんだん大きくなってくる。
形は左右非対称でいびつ、早めに専門医を訪れましょう。