黄体補充。卵巣への刺激や採卵は黄体ホルモンの分泌減少を招く

不妊治療として行われる体外受精や顕微鏡受精などの生殖補助医療では、妊娠率を向上させるため、患者の体に黄体ホルモン(プロゲステロン)を補充する。
国内では生殖補助医療での使用を目的に承認された黄体ホルモン剤はなかったが、H26.9月に初めてフェリング・ファーマの「ルティナス膣錠」が承認され、12月上旬に発売された。

化学合成されたホルモン剤に比べ、安全性が高いとされる天然型ホルモン剤で、膣内に挿入し座薬として使う。
天然型の膣座薬は海外ではかなり前から主流となっており、専門家は「ようやく日本も世界標準に追いついた」と歓迎している。

卵巣への刺激や採卵は黄体ホルモンの分泌減少を招く

山王病院(東京都港区)の藤原敏博リプロダクション・婦人科内視鏡治療センター長によると、黄体ホルモンは受精卵の着床や妊娠の維持に重要な役割を担っている。
しかし、生殖補助医療に伴う卵巣への刺激や採卵は黄体ホルモンの分泌減少を招くため、妊娠を成功させるには黄体ホルモンの補充が必須だという。

膣座薬は患者の身体的負担減

承認薬剤がない中、国内では切迫流産などの治療に用いられる天然型ホルモンの注射剤や合成型の経口剤の転用、海外からの膣座薬の個人輸入、あるいは実験用の天然型ホルモンを原料に医療機関が独自に膣座薬を作るといった方法で投与が行われてきた。

ルティナス膣錠は患者自身が専用の器具を使って膣内に挿入する。
注射剤のように連日通院する必要がなく、注射部位の腫れや痛みのような身体的苦痛も軽減される。

体外受精・顕微鏡受精の流れ

卵巣刺激:排卵誘発剤で卵巣を刺激し多数の成熟卵を採取するのが目的
 ↓
採卵:卵子を採取
 ↓
体外受精 :体外受精は培養液で精子を受精させる
顕微鏡受精:体外受精で受精が起こらない場合顕微鏡で確認して直接注入
 ↓
胚培養:受精卵を体外で培養
 ↓
胚移植:発育した受精卵を子宮に戻す

卵子を採取した後黄体ホルモンを補充する。
不妊治療はできればしたくないものだと思う。
だけれど、今の時代若くして結婚は難しい時代になった。
年収が低い仕事の方が男女長時間労働。
強いストレスに長時間さらされ、結婚したころには妊娠しにくい体になっている。
社会的にみれば、早く結婚して子供を産んだほうが経済的にも身体的にも楽なのに、結婚が遅れて、不妊治療に高額な医療費をかけて苦労して子供を産む、産めない場合もあるという国民にとって非常に苦痛な世の中になっているのは間違いない。

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