中リスク前立せんがんに3D-CRT(三次元原体照射)。IMRTとの違いは?

80歳の男性です。
6か月前、排尿障害があったため検査を受け、PSA値が19でした。
生検結果12本中2本からがんが見つかり、グリーソンスコアは3+4=7、ステージT2aN0M0、
中リスクがんで被膜外浸潤はありませんでした。
主治医から
「ホルモン治療後、放射線治療をしましょう」と言われています。
最近、リュープリンによるホルモン療法がはじまりました。
ホルモン治療をどのくらいの期間行ってから、放射線治療が始まるのでしょうか?

回答 中リスクがんに対するホルモン治療と放射線治療の併用療法

中リスクがんに対するホルモン治療と放射線治療の併用療法においては、
ホルモン治療は短期間の併用が勧められています。
まず、2~4か月間先行してホルモン治療を行い、
後半の2か月間は放射線治療を併用して行います。
これは手術に勝るとも劣らない治療法として広く行われています。

質問 中リスク前立せんがんに3D-CRT(三次元原体照射)

放射線治療はIMRT(強度変調放射線療法)ではなく、3D-CRT(三次元原体照射)で行うといわれました。
大丈夫でしょうか?

回答 3D-CRTとIMRTの違いは?

IMRTの方が望ましいと思いますが、大きな違いはありません。
3D-CRTというのは7方向からそれぞれ違った角度で放射線を前立せんにあてる照射法で、治療効果を高めるとともに周囲の正常組織への被ばくを減らそうというものです。
これを改良したものがIMRTでより正確な照射が可能です。

質問

放射線治療の副作用はどのようなものがありますか?

回答

個人差はありますが、放射性膀胱炎による頻尿や血尿。
放射線性直腸炎による下痢や直腸・肛門出血などがあります。
便秘をして力むことやアルコールや刺激の強い食事のとりすぎには注意が必要です。