子宮頚部異形成はほっとくと治る?子宮頚部円錐切除術の後遺症

公開日: : 最終更新日:2016/04/19 がん電話相談から 過去ログデータ

35歳の女性です。
半年前人間ドッグの子宮頸がん検査で、子宮頚部上皮内病変(CIN)、中程度異形性(CIN2)と診断され、3ヶ月ごとに経過観察をしています。
今回受けた検査でもCIN2でした。
妊娠を希望しているのですが治療を急いだほうがいいでしょうか?

子宮頚部中等度異形成の治療は急いだほうがいい?

CINはヒト乳頭腫ウイルスHPVが感染した上皮細胞をゆっくり腫瘍化させます。
軽度異形成(CIN1)→中等度異形成→高度異形成(CIN3)
参考:子宮頸がん検診結果の読み方

と変化させ、子宮頚部上皮内癌(0期の子宮頸がん)に進みます。
このような変化は数年から十数年かけて起こってくるのが普通です。

逆に考えますと、感染したHPVに対して患者さんが抵抗力を発揮して免疫力を獲得できればこの変化の過程を中断させそれ以上秒かが悪化しない上、自然に治ってしまうこともあります。
実際、CINの患者さんを半年後とに検査していくと2年くらいのうちにCIN1の75%、
CIN2の50%はほっとくと治ってしまいます。
CIN3で治るケースは少なく、子宮頚部円錐切除術などを勧めることになります。

検査を繰り返し行うことで治る可能性は50%ありますし、癌に進行するまでには相当時間がかかります。

子宮頚部円錐切除術などの後遺症

  • 子宮頚管狭窄
  • 月経血の流出障害
  • 月経痛、子宮頚管の短縮・劣化
  • 妊娠した場合の子宮頚管無力症
  • 妊娠前期の流産

等があるため、手術を勧めることは一般的ではありません。
後遺症の少ない子宮頚部レーザー蒸散や、子宮頚部凍結治療などで治療することもあります。
経過観察で繰り返し検査を受けながら可能であれば今のうちに妊娠分娩するのが望ましいです。

平成28年4月12日の癌電話相談より。

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