膀胱癌の温存療法は内視鏡手術で削り、抗がん剤治療と放射線治療を併用

68才の母ですが、筋層浸潤性膀胱癌と診断されました。
腫瘍は尿管口の近くにあり、TUR-Bt(経尿道的腫瘍切除術)を行いましたが取りきれませんでした。
病期はT2(筋層浸潤があるもの)かT3(膀胱周囲脂肪組織への浸潤があるもの)、リンパ節転移はありませんでした。

主治医から、今後の治療法として膀胱全摘出術と膀胱温存療法があるがとちらかを選択するよう言われました。
温存療法を受けさせたいのですが、どのようなものでしょうか?

回答 筋層浸潤性膀胱癌は膀胱全摘術

手術:筋層浸潤性膀胱癌

筋層浸潤性膀胱癌に対する標準治療は膀胱全摘術です。
同時に腎臓で作られた尿の出口を変える尿路変向術を行います。
治療成績は、手術で摘出する方が確実性は高いといえます。

温存療法:筋層浸潤性膀胱癌

温存療法は内視鏡手術で腫瘍をできるだけ削って、その後抗がん剤治療と放射線治療を併用する治療法が一般的です。
膀胱には放射線を30回ぐらい照射しますので治療期間が結構かかります。
リンパ節転移の疑いがあればリンパ節転移の部位も含めて放射線を照射します。
副作用として、放射線性の膀胱炎と、直腸炎、および周辺の臓器への被爆があります。
腫瘍が大きく、内視鏡的切除が困難な場合や多発している場合は温存療法の適応ではありません。

質問 温存療法9割が消滅

動注化学療法と血液透析を同時に行い、さらに放射線治療を加える膀胱温存療法について、セカンドオピニオンを受けて来ました。
18年前に開始されていて、200人のうち9割の方が根治されているそうです。
先生はどう思われますか?

回答 温存療法も有

長期成績がまだ十分ではないと思いますが、200人のうち9割の患者で癌が消滅したというのはすばらしい成績ですね。
リンパ節転移がないようですので、副作用があまりないのであれば、治療を受ける選択肢はあると思います。

回答には、癌研有明病院の福井先生泌尿器顧問があたりました。

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