抗がん剤治療中も働く患者が増えていますね。
副作用を抑えるいい薬もあり、多くの場合は外来でできるようになりました。
その方が早く社会復帰できます。
ただ、配置転換や退職勧奨を恐れ、周囲に闘病を隠して働く人も珍しくありません。
抗がん剤治療は昔のように苦しげではない
問題はがん患者に向けられる社会の誤解や理解度の低さです。
癌への恐怖心、一昔前の苦しげな抗がん剤治療のイメージが今も根強いのです。
抗がん剤で嘔吐する確率
点滴の抗がん剤は通常1日投与して、3週間の休薬するというサイクルで、その間、床に伏せっているわけではありません。
再発しても治療しながら長く癌と共存している人もいます。
様代わりする治療の現実に人々の理解が追いつき、患者が安心して暮らせる社会を築くことが急務です。
日本医大武蔵小杉病院の腫瘍内科享受、勝俣先生。