舌癌再発の治療法は?口腔癌は抗がん剤の効果が低い

公開日: : 最終更新日:2014/05/20 がん電話相談から 過去ログデータ

がん電話相談、平成26年5月13日より。
舌癌3回目の再発、治療法は?

質問 手術を繰り返す舌癌

68歳夫は8年4ヶ月前、舌癌ステージⅡで放射線療法の密封小線源治療を受けました。
その後7年間は何もありませんでしたが、1年3ヶ月前に再発、口内全体に癌が広がっていました。
放射線治療は1度行っている為、再度は出来ないと言われ、舌を4分の1切除しました。
1年にわたる術後の抗がん剤治療が終わって1ヵ月後、再々発、手術を行いました。
その1ヵ月後に3回目の再発が見つかり、手術を予定しています。
手術を繰り返すほかに治療法はないのでしょうか?

回答 口腔癌は抗がん剤の効果が低い

8年前に行われたのは患部に強力な放射線金属を入れた治療ですから、再度放射線を加えた場合は耐容線量を超えると思いますし、そもそも放射線抵抗性がんには効果が低いでしょう。

治療は手術、もしくは抗がん剤治療になります。
ただし、口腔癌は一般的に(例えば、咽頭癌に比べて)抗がん剤の効果が低い為、それだけでは根治に至りません。
したがって、安全に切除できるものは手術の方がいいと思います。

質問 治療で体力を落としまだ戻りません

1回目再発の治療で体力を落とし、まだ戻りません。
大きな手術を控えていますが、間隔をあけることはできないでしょうか?

回答 癌が広がってしまえば手術が不能

現在、リンパ節への転移がないのは幸いなことです。
期間をおくほどリンパ節転移出現や局所増大の危険性が高まります。
さらに、無治療期間が続けば肺や肝臓、骨などの遠隔転移も起こるかもしれません。
そうなって癌が広がってしまえば手術そのものが不能になります。

体力をつけてから手術に挑みたいという気持ちはわかりますが、仮に体力が戻ったとしてもその時点で手術が不能であれば治療のすべはなくなってしまいます。
受診間隔を密にしながら治療方法、時期を探るのが一番妥当だと思います。

顔は手術できないというが口腔内は可能な印象を受けた

よく、顔の癌は切除できないので抗がん剤、放射線治療といいますが、舌癌は手術が出来る癌、逆に抗がん剤はききにくいようですね。
顔は特に目の周りは取ってしまうと顔が崩れるなど大問題ですが、口の中ならば取っても大丈夫という印象。
だが、粘膜を持つ口腔内は、治療が大変で体力を消耗することもわりました。
参考:手術しないがん治療は動注で抗がん剤と放射線

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