膵癌からの転移が手術できない理由は?

公開日: : 最終更新日:2014/12/06 がん電話相談から 過去ログデータ

質問

70歳女性です。
初期の膵癌が見つかり、2年前に手術しました。
病理検査でリンパ節転移がありステージⅢでした。
一か月前に受けたCTで肝臓に2cmの影が見つかり、その後超音波とMRIで肝臓と胆管に腫瘍があると言われました。
もし腫瘍が原発でなく、膵癌からの転移(再発)なら手術はできないと言われました。
どうしてできないのですか?

回答

膵癌はとても転移しやすい癌で、初期と思われる膵癌でも画像で見えない小さな転移を有することがあります。
CTやMRIで見えない転移があった場合、手術後の数年の経過で大きくなり、転移が明らかになることがあります。
この場合、初期と思っていた膵癌は、実は転移を有するステージⅣであったわけです。

ステージⅣは癌の全身病化の時期であり、膵癌は一般的に進行が早いことから手術で取りきれる可能性はないと判断されます。
一方、肝臓の腫瘍が膵癌とは無関係で、手術後に新たに発生した胆管がんからの転移だと仮定すると、胆管がんの進行は比較的遅いことから、胆管と肝臓の腫瘍を手術すればすべてのがんが取りきれる可能性があるかもしれません。
膵癌転移なら手術は無駄に終わるだろう、胆管がん転移ならばチャンスはあるかもしれないということです。

質問

転移だった場合、どのような治療になるのでしょう

回答

膵癌転移の場合も胆管がん転移の場合も一般的には抗がん剤治療推奨です。
しかし、転移が膵癌由来か胆管がん由来かを判別することは容易ではありません。
膵癌転移の可能性が低く、かつ手術の安全性が確保できそうであればリスクを十分説明の上で手術に踏み切ることもあり得るかもしれません。

癌研有明病院の消化器内科肝胆膵化学療法担当石井副部長があたりました。
平成26年12月2日の産経新聞の生活欄よりです。

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