甲状腺がんは脳への転移を初期段階で見つけることは難しい

67才男性です。
9年前甲状腺乳頭がんの手術を受けました。
2年後、左の頸部リンパ節に転移し切除手術を受けました。
5年後再び左頸部リンパ節に転移して手術で切除しました。
5か月前、脳と肺に腫瘍が見つかり、脳は腫瘍の摘出手術後放射線治療を10回行い、肺の腫瘍も診断と治療を兼ねて手術で切り取りました。
頸部リンパ節、肺、脳の腫瘍はすべて甲状腺からの転移との事です。
定期検査を受けていたのに次々転移が見つかり不安です。
もっと早く見つけることは難しいのでしょうか?
治療経過はこれでいいのでしょうか?

回答

甲状腺がんは一般的に進行が遅いため、まれに術後長期間の経過後に再発や転移する場合があります。
特に脳への転移はまれなため、初期段階で見つけることは難しい一面もあります。
各転移巣に対し病変に応じた治療を行うことが基本となります。
これまでの治療経過は適切であり、
今後も引き続き、頸部や肺、骨、脳など他臓器への転移の確認を継続することが大事です。

質問

放射線ヨード内服療法で放射性ヨードが取り込まれなかったため、主治医から「次の治療は分子標的治療」と言われました。

回答

甲状腺がんに対する新しい治療(分子標的治療)を行うためには、現在放射性ヨードの取り込みが転移巣にないことがひとつの条件になります。
取り込みがなかったということは、本当に病気がない場合と病気があっても取り込まれない場合があります。
明らかな転移巣に放射性ヨードの取り込みが認められない場合、治療の効果は期待できないと考えられます。

そのため今後、病状の進行が認められた場合の治療の選択肢として主治医のお話し通り分子標的治療が挙げられます。

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