食道がんで胃ろう、ステントで食事。自分で食事も期待

87歳のおばは1ヶ月前に食道がんと診断されました。
腫瘍が食道をふさいでいて食事ができず胃瘻造設。
高齢のため手術はできないと言われ10日間の放射線治療と抗癌剤の治療を行いました。
今後バルーンで食道を広げてステントを入れる治療を提案されています。
現在は放射線の治療効果判定を待っているところですがやはりこの年齢での癌の切除手術は無理でしょうか?

高齢で食道がん手術は無理?

進行した食道がんの手術は抗癌剤治療、放射線治療を組み合わせて行います。
その中で手術は中心的な治療になりますが、食道は頚部から胸部、腹部に渡る臓器であり、広範囲の手術操作が必要なことから、
食道がんの手術は消化器癌の中でも体にかかる負担の大きな手術だと言われています。

このため食道がんの手術を受けるには患者さんにもある程度の体力が求められます。
年齢だけでなく他の持病の有無や運動機能、呼吸機能、栄養状態など個別の患者算ごとの状況を踏まえて
手術に耐えられるかどうかを総合的に判断する必要があります。
今回の場合もこういったことを踏まえて手術は負担が大きく最適な治療法ではないと考えたのだと思います。

ステント挿入は治療方法として正しいですか?自分で食べられるようになりますか?

ステント挿入は食道がんによって食事が通らないといった症状を緩和するために一般的に行われている治療です。
食道はとてもほそながい臓器で癌ができるとこのように食事が通りづらくなることがあります。
これを放置すると飲み込んだ食事や唾液などを嘔吐してしまうようになりそれが原因で肺炎を発症する危険も有ります。
ステント治療を実際にやってみないとわからない部分はありますが、治療により口から食事を取ることも期待できるのではないかと思います。

平成29年5月23日産経新聞生活欄、癌電話相談より。

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