γーGTPが高いで胃がんと大動脈周囲リンパ節転移

79歳母は脳梗塞で入院中、肝機能検査でγーGTPが100から550に上昇したため、CTとエコーと胃カメラで検査した所、多発肝転移と大動脈周囲リンパ節転移を伴う胃がんと診断されました。
主治医から抗癌剤をやるかやらないか決めるように言われました。
母は現在、自分で日常生活を送れています。
今後どのように治療したらいいでしょうか?

転位のある胃がん、高齢者の治療法は?

肝臓に複数の転位がある胃がんの場合、治療の中心は全身に効く抗癌剤となります。
大動脈周囲リンパ節転移は、それだけであれば抗癌剤治療を行った後に治癒を目指した手術を行うことが有りますが、多発肝転移も有る状況では治癒を目指した手術の対象とはなりません。
ここで抗癌剤治療の目的は癌の進行を抑えることであり、残念ながら治癒を望むことは難しいです。

79歳だからといって抗癌剤治療ができないということはないですが、副作用によって残された時間の生活の質が損なわれる可能性も有り慎重に考える必要が有ります。
分子標的薬であるハーセプチンは比較的副作用が少なく、これが効くタイプの胃がんであれば効果が期待できるので内視鏡検査で得た組織からハーセプチンが効くタイプかどうかを確認する必要があります。
ハーセプチンが効くタイプであれば標準的には、抗癌剤+ハーセプチン、効かないタイプであれば抗癌剤のみとなります。
抗癌剤の治療の内容や量は年齢や臓器の機能、副作用に応じて変更が可能です。

脳梗塞のため血をさらさらにする薬を服用しており、内視鏡検査の際に出血していたので心配です

高血小板薬を飲まれていることも有り頬って置くとまた胃の腫瘍から出血する可能性があります。
腫瘍からの出血に対し、症状をおさえるための姑息的な胃切除が必要になる可能性があります。

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