めまいの救急は7割が耳鼻科で治る!
なでしこジャパンの澤ほまれが悩まされた「めまい」。
8000人を救った名医の治療法が紹介されました。
ある日突然めまい。
頭の中に起きた障害と考える。
外出を控えると鬱になることも。
最後の砦となる外来がある。それが、横浜市にあるみなと赤十字病院の
耳鼻咽喉科、めまい外来、★予約のみ 新井基洋先生
めまいは自分で治せるという著書がある。
めまいの救急外来の70%が耳の障害
救急外来で年間500件でくる70%が耳が関係するめまいでした。
ほとんどの原因が耳の障害でした。
起きていても寝てても目が一定の方向にグルグル動き続ける。タクシーで病院に行ったりする。
大抵の人は脳CTや脳MRIなどで脳出血や脳梗塞を疑って終わりです。それ以上は何も出来ない。
耳性めまいの問診
体動かすとめまい?寝返りで右向いたり、左右向くと?
眼振検査で体位で目の動きを注目。
めまいの症状、眼球が大きく揺れる。眼振。
良性発作性頭位めまい症です。
サッカー選手と同じ病気でした。耳のめまいの代表選手がこれです。
三半規管の耳石器が平衡感覚の役割
三半規管の耳石器が平衡感覚の役割をになっている。
リンパ液で満たされている。
耳石膜 耳石が剥がれ落ちる。
剥がれた耳石が三半規管に入ると誤った動作が脳が感知。
リンパ液の流れをかえ、平衡感覚が伝わらず、めまいが起こる耳の病気。
耳石を元に戻す訓練をすればいい。それでめまいが治るのです。
みなと赤十字病院の耳石を元に戻す訓練
みなと赤十字病院の耳鼻科のめまい外来では、4泊5日の入院リハビリ治療をしていて、
予約殺到し、2ヶ月半待ちの状態。
8000人の退院していった。
歩行器無しでは歩けない人も重症の患者も改善した。
めまいに耐える訓練の例
親指を立て 和を数える
小脳はバランスの親分で平衡感覚をコントロールする役割。
機能を高めれば狂った平衡感覚を補正することができる。
★★★めまいは寝てては直らない★★★
両腕を伸ばし親指をたて頭を動かさずに 左右の指を目だけで追う
全部で23項目 これを何度も繰り返す。
一日13時間の過酷なトレーニング。
これに耐えなければ克服することはできない。
めまいで目の前がぐるぐるして歩けない時の元に戻し方
エプレ法:三半規管に入った耳石を顔の動きや体制で元に戻す。
顔の向きを変えると三半規管にはいった耳石が動く。
30秒で落ちてきた頃に素早く起きる。安静していればまた戻る。
この感にめまいが非常にひどくなるが、小脳の訓練で耐えれるようになる。
入院で培うめまいと戦う気持ちも重要です。
小脳を鍛える運動
小脳を鍛える良性発作性頭位めまい症の運動は子どもの車酔い、乗り物酔いにも効果あり。
ゆっくり横 左手で顎を押さえ 右手を左右に動かし 目だけで追う
頭を動かすとめまいをおこす 親指をみつめたまま 体を左右 30度づつ動かす しんどい
小脳をつかった 眼球運動
顔をふったとき 左右どちらかがふわっと感じれば そちら側の三半規管の機能が落ちている可能性も。
1日 めまい患者3~4回 普通の人1回。
脳疾患と鑑別され、なかなかよい耳鼻科にたどり着けない方も多くいるため、脳のカテゴリーに掲載することにしました。BY管理人