卵巣と卵管のがん予防の遺伝子検査の流れと金額

卵巣と卵管のがん予防の遺伝子検査の流れと金額
アンジーことアンジェリーナ・ジョリーが「がん予防」で卵巣、卵管を摘出する手術をしました。
日本での検査の金額は25万円ぐらいだそうです。

日本での遺伝子検査の流れ

卵巣と卵管のがん予防の遺伝子検査の流れと金額

  1. まずは検査を受けられる病院へ(34都道府県・67病院)
  2. カウンセリング(相談やリスクなどを説明、費用約5000円)
  3. 遺伝子検査(血液検査・費用 約25万円)
  4. 3週間ほどで結果(陰性・陽性・判定できない)

上記で乳癌、卵巣がんの予防手術を受けるか判断します。

卵巣、卵管を摘出するには悪いこともあります。
ホルモンが出なくなるので、ホルモン剤を一生のみ続けなければならないことです。
女性ホルモンによって女性の体は守られていますが、自分で生み出せないため、更年期障害や骨粗しょう症などのリスクもあがります。

卵巣と卵管を取ったからといって癌にならないわけではない

人間さまざまなところに臓器がありますから、ほかの場所で癌が起こる可能性だってあります。
皮膚だって、舌だって、いろんなところに癌はできます。
それらのリスクや副作用を理解したうえで行う分にはいいのかもしれません。

乳がんと卵巣がんは10%遺伝で起こる

医療のドラマ仁でもありましたが、遺伝性乳がん・卵巣がん症候群(HBOC)という病気があります。
癌は通常遺伝ではありませんが、遺伝が理由で癌になるんです。
乳がん・卵巣がんの約10%が遺伝で起こるものです。

そういわれると、もし自分の母が若くして乳がん・卵巣がんで亡くなっているなら、
自分もなるかもしれないからがん予防でとっておきたい気分はわかります。