寒暖差突然死の前兆とヒートショック対策と予防

公開日: : 最終更新日:2014/12/07 循環器内科

寒暖差に潜む危険。
突然死が増える冬に突入しました。

突然死の代表的な心筋梗塞・脳卒中

突然死の代表的な心筋梗塞・脳卒中
心筋梗塞:心臓の周りの血管がつまり、心臓の筋肉が壊死する障害
脳卒中:脳内の血管が破れたり詰まったりして脳細胞が壊死する障害

冬に起こりやすい理由

突然死が冬に起こりやすい理由
寒くなると体の熱を逃さないように血管が収縮し血圧が上昇する。
血管が収縮した状態が続くと血流が悪くなる。
硬く狭くなった血管を血液が流れると詰まりやすくなる。

気をつけないといけないのがヒートショック

急な温度差で血管が急激に収縮する。
1年で1万7000人が亡くなる。
交通事故の死者数の3倍以上。
ヒートショックが冬に起こりやすい理由は温度差にある。
急激な温度変化は血圧が上下におおきく変動することで体にダメージを受けること。

家の中でも起こりうる。たとえば、

風呂(北にあると寒い)、トイレ(いきみすぎ血圧上昇負担大でくも膜下出血)、寝室(部屋との温度差は20度)
北海道ではオールヒーティングで家が全て暖かいから発症は少ないらしい。

ヒートショック対策と予防

ヒートショック対策と予防

脱衣所

暖房器具で暖めておく

浴室

風呂の蓋は開けて浴室の温度を上げておく。壁にお湯をかけるのもいい。
湯船の温度は38~40度で入浴時間は短めに。

寝室

暖房をつけて室温を20~25度に保つ。
節電を考えるなら起床時間1時間前にタイマーをあわせる。
起き上がるときはゆっくり。

トイレ

上着を一枚多めに羽織る。
便座カバーやヒーターを活用する。

突然死の前兆

突然死の前兆
心筋梗塞の前兆は、胸の痛み、吐き気、むかつき、肩や背中の痛み、歯の痛み、冷や汗、肩こりなど。
脳卒中の前兆は、頭痛、めまい、手足のしびれ、脱力感、二の腕のしびれ、ろれつが回らない、物が2重に見える、顔の片側がゆがむ、耳鳴りなど。
痛みを感じないケースや少し時間が経つと症状が消えてしまうケースもある。

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