心房細動でできる血栓は巨大、脳に飛ぶと詰まる

公開日: : 最終更新日:2014/04/13 循環器内科

兵庫医科大学の循環器内科、増山先生。
今最も気をつけるべき3つの心臓の病、
高齢化社会で特に増えている病気をご紹介します。
予約殺到、凄腕の専門外来スペシャルからです。

1位 心房細動 平成8年13万人→今は26万人

心房細動は電気信号の異常で心臓がけいれんを起こす。
早期発見の症状は、動悸。
ちょっとした階段の上り下り、約200万人が動悸を感じている。
危険な動悸が隠れている。
動悸は早いのから遅いのまでタイプがあるが、心房細動の動悸は特徴がある。

心房細動でできる血栓は巨大、脳に飛ぶと詰まる

心房細動は脳梗塞を引き起こす原因になる。
脳の血管に血栓がつまり、脳の血管が壊死する病。
心房内に血液がうったい、血栓ができる。
血管を伝って脳へ、心房でできる血栓は巨大なのが特徴。
直径5センチの中に血栓が脳に飛ぶ。
心原性脳梗塞はねたきりまたは死亡の確率が高い。
発症から2時間以内ぐらい、時間との勝負のTPAという初期治療がある。

早くも遅くもない規則正しい動悸が正常だが、
不規則なリズムの動悸が心房細動のサイン。

危険な動悸の見分け方

速い規則正しい動悸は頻脈。ふらつき、めまい、胸が苦しい、症状がなければ問題ない。
非常に遅い規則正しい動悸は除脈。上と同じ。
ときどき脈が飛ぶは動悸。上と同じ。
不規則な脈の動悸が心房が細かく振動し、心室がでたらめなリズムで心房細動。
脈を取ってどんな動悸だったかを医師に伝えると早期発見につながる。

2位 心不全 平成8年15万人→今は17万人

心臓のポンプ機能が低下全身に血液を十分に送れない。
原因は高血圧で血圧が高くなると心臓の壁に大きな圧力がかかる。
壁が厚くなり大きくなる。心肥大。心臓が柔軟に収縮できなくなる。
心臓は電気信号の乱れで突然死の可能性。原因は食生活生活習慣の乱れ。
特徴的な症状は、足や体のむくみ。

3位 大動脈弁狭窄症 平成8年7000人→今は19000人

全身に血液、左心室、大動脈、大動脈弁が動脈硬化などでうまく開かなくなる。
血流が悪化し、心臓がフル回転で動き、じょじょに疲弊する。
働きすぎた心臓、突然死の可能性。
最大の理由、食べ過ぎや喫煙、脂質異常症、高血圧、生活習慣の乱れが大きく影響する。

関連記事

no image

閉経に伴うホルモン低下の異型狭心症の症状

22年間原因不明の顔のほてり、 更年期

記事を読む

no image

心臓手術の種類と成功率が高い病院選びの目安

心臓は全身に血液を送る臓器で生命の維持に

記事を読む

no image

無意識に胸を触ると左肩がこるは心筋梗塞のサインだった

心臓病(狭心症、心筋梗塞)は日本人の死因

記事を読む

no image

風邪ひいて急性心不全、原因は薬を勝手に中断

心不全とは 心臓の機能が低下して十

記事を読む

no image

高コレステロール動脈硬化の原因は甲状腺ホルモンの不足が1割

甲状腺は脂質異常症の原因にも。 コレス

記事を読む

no image

悪玉値が高く200mg/dL、父が心筋梗塞、遺伝性かも

NHK今日の健康から、ストップ動脈硬化、

記事を読む

no image

中性脂肪を正常にする方法。コレステロールの見方

中性脂肪に気になる人が寝る前に飲んでもい

記事を読む

no image

NO一酸化窒素の分泌と動脈硬化と狭心症、衝撃波治療は隠れ

心疾患は日本の死亡原因2位、患者数192

記事を読む

突然死の代表的な心筋梗塞・脳卒中

寒暖差突然死の前兆とヒートショック対策と予防

寒暖差に潜む危険。 突然死が増える冬に

記事を読む

no image

老化とAGE-老け顔が早死にする原因

老け顔、顔が老けるのは年齢だけが原因では

記事を読む

no image
卵巣がん1年未満の多発転移では抗がん剤治療も効果なく手術も困難

48歳の女性です。 1年前卵巣がんステージ4と診断されました。 肝

no image
がん細胞の増殖能力を示すKi67値が低いと抗がん剤は不要?

28歳の女性です。 左乳房に最大3センチの腫瘍が4つ見つかり、浸潤性

no image
前がん病変の大きさは10ミリ近くになると早期の肺がんの可能性

54才女性です。 1年半前、胸部レントゲンで肺に影があり造影ctを受

足が細くなる!きなこで取れる体のむくみ。おおさじ3杯
足が細くなる!きなこで取れる体のむくみ。おおさじ3杯

体のむくみの原因は塩分。 塩分が多いと血液の塩分濃度を減らすため

0歳寝返りできない脳出血は虐待のサイン
トライエージ+で医者が警察を呼び、結果帰宅になった話

0歳寝返りできない脳出血は虐待のサイン 寝返りができない赤ちゃん

→もっと見る

PAGE TOP ↑