心臓手術の種類と成功率が高い病院選びの目安

公開日: : 最終更新日:2015/01/02 循環器内科

心臓は全身に血液を送る臓器で生命の維持にかかせない。
心臓病になると、命にかかわることも多く、2012年の心臓病による死亡者は、厚生労働省の調べて19万9000人。
日本人の死因としてはがんに次いで2番目に多い。

心臓手術の種類と病院選びの目安

冠動脈が詰まる狭心症、心筋梗塞の手術

冠動脈バイパス術は、心筋梗塞や狭心症に対する代表的な手術で、詰まった血管に迂回路を作り、血液を通す。
これらの病気には、足の付け根や手首から動脈に細い管(カテーテル)を入れて詰まりを解消する治療もある。
カテーテルが患部に達したら、先端につけたステントという金網状の筒を入れるなどして血管を広げるもので、
胸を切り開く外科手術に比べて患者の負担は少ない。

心臓弁膜症の手術(3度以上)

心臓内には血流の方向を調節する弁が4つあるが、これが機能障害を起こすのが心臓弁膜症で、重症だと手術が必要。
弁を修復したり、人工弁に取り替えたりする。
病院では、なんとか弁閉鎖不全症○度と病名がつけられる。

  • 大動脈弁狭窄症(AS)
  • 大動脈弁閉鎖不全症(AR)
  • 僧帽弁狭窄症(MS)
  • 僧帽弁閉鎖不全症(MR)
  • 三尖弁閉鎖不全症(TR)

3度以上が手術適応といわれている。大抵の病気は年齢を重ねて生活習慣などが原因でなるが、先天性、生まれつきもある。

胸部大動脈瘤の手術

心臓から血液を送り出す大動脈は、壁が弱って血流の勢いに耐え切れず、
こぶ状のふくらみが出来ることがあり、破裂すると命に関わる。
心臓に近い部分にこぶができる胸部大動脈瘤。
治療には、こぶを切り取り、人工血管に置き換える外科手術と、カテーテルを血管に挿入し、ステントグラフトという人工血管を入れ込む方法がある。

まとめ、手術件数が多い病院が成功率が高い

なぜならば、今の時代心臓手術は一般的になったので経験、実績で成功率は100%に近づくから。
心臓の手術は、治療を行った患者数が多い施設ほど経験を積んでいるということになり、病院選びの目安になる。
外科手術ならば心臓と大動脈あわせて100例以上こなしている施設は治療成績がいいという専門家の指摘もある。

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