円形脱毛症の病院での治療法の種類

公開日: : 最終更新日:2014/07/08 総合内科

他人に感染せず、命に関わる病気でもない円形脱毛症だが外見が変わることで、からかいやいじめの対象となったり、本人が落ち込んだりするのが問題。学校、職場、家庭、周囲の理解が必要です。

円形脱毛症には大きく4種類

  • 硬貨大に1ヵ所、頭皮が抜ける単発型
  • 硬貨大に複数箇所
  • 頭髪全体が抜け落ちる全頭型
  • 頭髪や眉毛、まつげ、体毛などの全身の毛が抜ける汎発型

脱毛範囲が頭皮全体の25%以上だと重症、25%未満だと軽症に分類される。
年齢や性別によらず、全ての人に見られる病気。
ストレスが原因だと思われがちだが、因果関係はわかっていない。

実は自己免疫の病気

円形脱毛症は、自己免疫の異常による皮膚の病気。
ウイルスや細菌などを攻撃するリンパ球が誤って毛根を異物と認識して攻撃する。
毛根が炎症を起こして毛を作る働きが妨げられ毛が抜ける。
リンパ球が毛根を攻撃する理由はよくわかっていない。

ストレスや寝不足、アレルギー疾患、膠原病、自律神経障害など、さまざまな原因が考えられる。
多くの場合、自覚症状がないまま突然毛が抜ける。
自然治癒するケースも多いため、単発型や脱毛箇所の少ない多発型に初めてなった場合、3ヶ月程度様子をみる。
症状が急激に進行したり3ヶ月経過しても毛が生えてこなかったりする場合は早目に皮膚専門医に受診することが必要。

円形脱毛症の病院での治療法の種類

16歳以上の進行期の治療法

治療は日本皮膚科学会がまとめた診療指針に沿って行われる。
重症か軽症か、症状が進んでいるか(進行期)、進んでいないか(固定期)16歳以上か未満かなどにより治療費は異なる。
16歳以上の進行期の患者の場合、ステロイドの塗り薬や注射、内服薬を使って免疫や炎症を抑える。
3日間入院してステロイドを大量に点滴するパルス療法もある。

16歳未満の子供の治療法

16歳未満の子供には成長障害などの副作用を避けるため、ステロイドは塗り薬のみを使う。

固定期の治療法

固定期の患者には局所免疫療法が有効とされる。
脱毛した皮膚にわざとかぶれを起こす薬を塗り、正常なリンパ球を引き寄せ炎症をおさえようとするもの。
症状を見ながらこれらの治療に液体窒素を使った「冷却療法」や紫外線を照射する「PUVA療法」なども組み合わせる。
一度治っても再発するケースが多く、治療は長期戦になる。
ただ、日常生活の制約はまったくないという。

暴飲暴食や寝不足など不規則な生活を送らなければ大丈夫。
産経新聞医療欄の、順天堂東京江東高齢者医療センター皮膚科科長、植木理恵先生。

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