癌にならないためには癌になる原因を知ることです。
原因は大きく3つに分けられる。
癌の原因
- 飲酒・食事・肥満・運動不足 38%
- タバコ 30%
- その他 32%
タバコが癌の原因の30%
癌の発生率は男女比6:4で男性が多いのは男性の喫煙率が高いため。
他人のタバコの煙でも癌になるのは本当です。
二次喫煙、副流煙の問題
タバコを吸う本人より周りの人の方が危険。
タバコの煙に含まれる発癌物質60種類。
タバコを吸う夫の奥さん。肺腺癌になる確率は2倍になる。
同じ煙より、主流煙より副流煙の方が発癌物質は3~5倍含まれている。
違いはフィルター。
三次喫煙、残留物質の問題
近年問題になっている3次喫煙。
タバコの煙を消した残留物質から有害物質を吸い込むこと。
灰皿、髪の毛、椅子、机、壁などにのこる。
喫煙者が親の家庭には、子供部屋の壁、床、机にはたくさん有害物質がついている。
部屋のホコリにもくっついている。
子供は知らないうちに吸い込んでいて、短期的、長期的に影響を及ぼす。
乳幼児は呼吸速度が速いからタバコの影響を受けやすい
最大の被害者は子供。特に乳幼児。
理由は子供の呼吸速度が速いこと。
呼吸速度1分間の平均
- 大人 約20回
- 子供(1歳~3歳) 約20~40回
- 乳児(0歳~1歳) 約20~60回
呼吸速度の速い乳幼児はより多くの有害物質を吸い込む。
喫煙者とクラス子供は学校の欠席率が4割高いというデータも。
朝起きて30分以内にタバコを吸う人は肺がんのリスクが1.8倍高い。
吸っていた期間
吸った本数×3 →肺がんのリスク3倍
吸った期間×3 →肺がんのリスク100倍
本数を減らすんじゃなく辞めないとリスクは下がらない。
タバコを吸わない人と比較した喫煙者の癌による死亡リスク(男性)
- 口腔癌 2.9倍
- 喉頭癌 32.5倍
- 肺癌 4.6倍
- 食道癌 2.2倍
- 肝臓癌 1.5倍
- 胃癌 1.5倍
- 膀胱癌 1.6倍
- 膵臓癌 1.6倍
なんらかの癌になる確率は喫煙者は1.5~1.6倍高い。
辞めたら確立が3分の2減らせる。
病院の禁煙外来を利用すると健康保険を使って3ヶ月かければかなり高い確率で楽に辞めることができる。
ニコチン依存症を判定、受診料は2万円以内。
禁煙補助薬を使う。