がんの危険信号、初期症状、主訴

よく、がんは貧血や体重減少があれば疑うとされますが、各臓器の癌のおのおの初期症状や危険信号にはどのようなものがあるのでしょうか?
がんの危険信号

がんの危険信号、初期症状、主訴

がんの初期症状、主訴

肺癌

せきやたん、血痰が続き、胸に痛みがある。
喫煙や汚染された空気にで仕事をする場合も注意。

胃癌

漫然と続く不快感、食欲不振、吐き気、胸のもたれ。
ピロリ菌を持っているとリスクが上がる。
かゆみのない上のまぶた、顔の赤みの症状が現れる人もいます。

大腸がん

便秘、便の表面に血液が付着、排便時の出血、便の形が細くなる。
便秘しがちな人、植物繊維をとらない人、高脂肪食。
大腸がんのせいで便秘になることがある。
便秘は大腸がんと直接的な関係はないと言われる。
最近便秘がちになった、激しい腹痛が起こる、経験したことがない症状は危険。
早期発見ならば内視鏡で完治も可能。

前立腺がん

尿の勢いが弱い、出にくくなる、頻尿、尿に血が混じる。
前立腺がんの危険サインは1日に8回以上の排尿。
夜間頻尿1回以上トイレで起きる、日常生活に支障が出る状態。
50歳以上に多い。

甲状腺がん

声がれ、呼吸困難、首の周りにしこりができる。
ものを飲み込むとき違和感。
30代~50代リスクが高い。
放射線被爆、海草に含まれるヨウ素の過剰摂取。
甲状腺のしこりが痛くて柔かいのは心配ない。
怖い癌の転移は痛くなくて硬い。

乳癌

乳房・わきの下のしこり。
乳頭、乳房の異常(湿疹・腫れ・ただれ)。
出産経験のない人や高脂肪な食生活、遺伝性要因が原因。

食道がん

食べ物を飲み込んだとき胸がしみたり、ちくしくした痛みがある。
喫煙や飲酒、肥満、熱い食べ物や飲み物をよくとる食習慣が原因。

がんは遺伝するが、全体の5%ぐらいといわれている。
家族は同じ生活習慣なので、生活習慣が原因の方が多い。
だが、乳癌や卵巣がんには遺伝が関係していると言われる。