喀血と血痰と吐血の違いは量と色

公開日: : 総合内科

血痰は2ml以下のものを言う

喀血とは気道または肺から血液が喀出すること。
よくドラマで、口からべちょっと赤い・赤黒いものが出るのは吐血で、
ウェヘッ、ゴホッっと咳をした時に痰などに血が交じったものが出るのが喀血です。
咽頭・気管支・肺実質からの出血を言い、咽頭や鼻腔、口腔からの出血は喀血とは呼びません。
量的には2ml~5ml以上喀出した場合を言い、それ以下を血痰と言います。

喀血の量

  • 少喀血(10~20ml、盃に1~2杯程度)喀痰と混和しているか純血液
  • 中喀血(20~100ml、コップあるいは茶碗に1杯程度)泡を含んだ血液
  • 大喀血(100ml以上あるいは24時間以内に600ml以上の喀血)鮮血、色鮮やかな血、咳嗽、泡を含まないことも有る
  • 出血直後に喀出された血液は鮮血
  • 気管支内に停滞してやや古くなった血液は暗色、凝固血(コアグラ)
  • 喀血液が一度胃に嚥下されてから吐出されたものは胃液の作用を受けて暗褐色

吐血と喀血の違い

  吐血 喀血
原因疾患 食道・胃・十二指腸疾患 呼吸器・血液・心疾患
発現状態 嘔吐時に排出、悪心、腹痛を伴いやすい 咳嗽時に排出、呼吸困難、胸内苦悶を伴いやすい
性状 凝固性、泡沫なし 流動性、泡沫状
暗赤色~コーヒー残渣様 紅紅色、時間経過によって暗色
反応 酸性 アルカリ性
食物残渣 あり なし
糞便 黒色、タール便 正常
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