歯並びと大人の噛み合わせが悪くなる習慣

歯並びが悪かったり、噛み合わせが悪かったりすることを、不正咬合という。
しっかり食べ物をかむことができず、健康に影響が出る可能性がある。
不正咬合が必ず病気になるわけではないが、肩こり、腰痛。認知症や睡眠障害、姿勢の悪化、鬱など、さまざまな症状とかかわっていると考えられる。
健康な生活を送るためには噛む能力を保つことが大切。

不正咬合の原因の一つに歯並び

不正咬合の原因の一つに歯並びがある。
ただ、歯並びは遺伝的な要素が大きいが、治さないと病気に必ずなるというわけではない。
治療での抜歯後、何もしないでいると残った葉が動いてしまい、後で不正咬合になるケースもある。
食事は健康に直結する大切な行為。
食事を楽しく、きちんととるためにもかみ合わせや噛む力が大切。

噛む力は2歳~3歳までに形成

ファーストフードなどの柔らかい食材の多用、食事時間の短時間化で正しい咀嚼ができにくい環境になりつつある。
噛む力の基本は2~3歳までに形成されるが、咀嚼のための基本能力の低い子供も増えているという。
噛むための筋肉やあごが発達しないと下あごが発達せず、かみ合わせがずれたり、歯並びが悪くなったりする。

大人になってから噛み合わせが悪くなる習慣

頬杖をつくとあごの関節に負担がかかる

あごの形が左右非対称になり、かみ合わせがずれてしまうこともある。

寝るときのうつ伏せも

寝るときうつ伏せで寝ると、歯に負担がかかり、あごが歪んでしまう。

食事は水分で流し込まない

食事は水分と一緒に流し込まずよく噛むこと。
歯ごたえのある食材を選び、左右両方の歯をバランスよく使う。
口に入れたものを飲み込んでから次のものを入れる。

噛む力を確認するのにお勧めなのがシュガーレスガム。
虫歯があったり、歯の調子が悪いと噛んでいて嫌になる。
ガムをかむことで一日の咀嚼回数が増えるためお勧め。