口の中の舌咽頭喉の進行癌の術後は辛い治療。たかじんは食道がん

頭頚部癌は診療科の連携が必要
口の中の咽頭部(上顎洞、口腔、舌、咽頭)の下が気管、食道です。

頭頚部癌は、舌などの「口腔」、鼻の穴に繋がっている副鼻腔のひとつである「上顎洞」、鼻や口から食道に向かう通り道の「咽頭」がある、声帯がある「喉頭」などに発生する。
新しく発症する年間患者数約2万人(口腔、咽頭、喉頭癌の合計)と少ないが、以上に気付いたときには進行がんであることが多い。
飲酒と喫煙が発症の危険を高めることがわかっている。

切除範囲が小さくなる癌のため、術後辛い治療になる

がんが出来る舌や喉などは、食べたり話したりといった重要な機能を担っている。
そのため切除範囲を出来る限り小さくとどめる手術が行われている。
再発を防ぐ為に放射線療法や抗がん剤治療が追加されることも多い。

進行がんでも放射線照射と同じ時期に抗がん剤を投与して効果を高める、化学放射線療法で機能を温存できるようになっている。
ただし重い口内炎などの副作用もあり、辛い治療となるため、歯科医や看護師によるサポートが求められる。

たかじんは酒による食道がん、余命を天秤にかけ治療しない選択肢も

やしきたかじんは食道がんでしたが、あれだけ毎日クラブキャバレーと飲み歩き、酒を飲み続けないと発症しないのであれば、酒が原因の癌は少ないんじゃないかと思いますね。
さらにたかじんの例をとると、手術後に再発してすぐになくなる例だってあるわけです。
(食道がんは周りに転移しやすい為、進行していると余命が短い)
進行がんでの余命とを天秤にかけて治療するのがいいと思われます。
新聞に書くぐらいの辛い想像を超える治療を行うのであれば、治療をしない、最低限にとどめるという選択肢ももちろんある。
頭頚部癌の治療には、総合病院もしくは国立病院、大学病院でも、耳鼻咽喉科、頭頚部外科、歯科口腔外科(修復系、制御系)の対応病院であるのが望ましいです。