神奈川県茅ヶ崎市で行われたスタンドアップバドルボードの国際大会。
サーフボードの上にたってこいで進む。
選手やスタッフに配られたTシャツで皮膚かぶれが起こったそうです。
AM10時医務室にきたかた、皮膚がかゆい、赤くなっている。
Tシャツを着た30人がかぶれ、火傷。24人が病院で治療。
50歳男性1人が入院。
体がぬるぬるの状態だったそうです。
プリントするための用材が原因
作ったのは星美製作所(ホシミプリントワークス)。
プリント前に前処理剤を希釈したものをスプレー乾燥した後とるが取り忘れた。
顔料前処理剤を使うと発色がよくなる。
乾燥させると水が飛ぶので成分も飛ぶと思ってしまった。
顔料前処理剤を塗布した時内側に浸潤した部分があったか完全に乾燥していない部分があったか、原液が残ってしまったのが原因だそうです。
この顔料は有害性があるそうです。
現在この顔料前処理剤の情報を探しています。
→塩化ジデシルメチルアンモニウムだそうです。
製品名カチオンDDC-80(三洋化成工業株式会社製) 当社販売製品名:プレトリートメントBコンク
株式会社松井色素化学工業所のお詫びと原因結果の報告がありました。
http://www.msc-color.co.jp/uploads/2017/06/4f31d0fc76deba62d3aa503f05db9e95.pdf
当該Tシャツのプリント加工に前処理剤として使用された塩化ジデシルメチルアンモニウムが高濃度で残留した為起こったもの。
ちゃんと事前に第三者機関で安全性が証明されていたのですね。
一般財団法人ニッセンケン品質評価センター。