アルツハイマー型認知症治療薬の種類

公開日: : 最終更新日:2014/07/12 脳神経外科、神経内科

認知症診断の中でも最も比率の高いアルツハイマー型認知症患者に対する治療薬は現在4種類あり、患者の体質や生活環境にあわせ選択できる。

アリセプト=コリンエステラーゼ阻害薬

アルツハイマーを発症すると、脳の神経伝達物質のアセチルコリンが減少する。
アリセプトはアセチルコリン分解酵素(コリンエステラーゼ)を阻害し、アセチルコリンの減少を食い止めるメカニズム(作用機序)。
これによって注意力の低下や意欲が改善され、生活機能が上がる。
そうすると周囲とのコミュニケーションも改善され、副次的には患者が抱いていた不安も解消され落ち着いてくる。

アルツハイマーの初期の自覚症状と進行段階

メマリー=NMDA受容体阻害薬

別の作用機序の薬も同年登場した。
アルツハイマー病が進行すると、脳の神経伝達物質であるグルタミン酸が過剰となり、脳神経のNMDA受容体も過剰に活性化する。
記憶の定着を邪魔したり、脳神経そのものを傷つけたりしてしまうが、このNMDA受容体を阻害し、認知機能を改善するのがメマリー(一般名、メマンチン塩酸塩)。
コリンエステラーゼ阻害薬と併用でき、焦燥感やイライラした状態、攻撃性も抑えられるという。

アルツハイマー認知症が短期記憶できない理由

アルツハイマー型認知症治療薬の種類

製品名:アリセプト

一般名:ドネペジル塩酸塩
剤形:錠剤、細粒、ゼリー、ドライシロップ、OD錠
適応症状:軽度~高度
国内販売:平成11年11月
作用機序:コリンエステラーゼ阻害薬

製品名:レミニール

一般名:ガランタミン臭化水素酸塩
剤形:錠剤、OD錠、液剤
適応症状:軽度~中程度
国内販売:平成23年3月
作用機序:コリンエステラーゼ阻害薬

製品名:イクセロン、リバスタッチ

一般名:リバスチグミン
剤形:貼り付け剤
適応症状:軽度~中程度
国内販売:平成23年7月
作用機序:コリンエステラーゼ阻害薬

製品名:メマリー

一般名:メマンチン塩酸塩
剤形:錠剤、OD錠
適応症状:中程度~高度
国内販売:平成23年6月
作用機序:NMDA受容体阻害薬

食事で改善ならこちらの記事も参考にしてくださいね。
アルツハイマー病に4時間で効果と改善のココナッツオイル

no image
ジョガーズフットのICD10はない

ジョガーズフットのICD10はない 同義語 足神経炎 とかになるけ

no image
注射とHIF-PH阻害薬院外処方どっちが赤字?

人工腎臓でHIF-PH阻害薬を院外処方箋すると人工腎臓の金額が下がる。

no image
実際の現場対応。他の感染症と診断して新型コロナ疑いを消す

新型コロナウイルス疑いの実際の現場対応はこんな感じ。 保健所はま

動悸のナツメグ中毒 5g以上で危険
約8時間後に嘔吐、震え、幻覚症状、興奮、動悸のナツメグ中毒

ナツメグはニクズクの種子を乾燥させたもの。 一度に大量に摂取すると、

水を飲むだけでめまいが治る、原因は習慣か?
水を飲むだけでめまいが治る、原因は習慣か?

前回の記事に続き、めまいが簡単に治る方法です。 まっすぐ歩けない

→もっと見る

PAGE TOP ↑