第二の認知症レビー型小体と幻視を消すコツと気付くポイント

公開日: : 最終更新日:2018/03/05 脳神経外科、神経内科

レビー小体型認知症
第二の認知症、5人に1人がレビー小体型認知症。
レビー型認知症を発見した横浜市立大学の小阪憲司先生が発見者。
最大の特徴は幻視。

アルツハイマーと違う点

アルツハイマー型と間違う、気付かないと悪化する。
アルツハイマーは海馬が縮むのに対し、レビー型は小さくならない。
レビー小体とは、不要なたんぱく質の塊。

レビー小体の説明

レビー小体が溜まりやすいのは大脳全体だが、
特に後頭部と側頭部にたまりやすい。
後頭部は視覚をつかさどり、側頭部は意味づけをつかさどる。
それが幻視という症状に繋がっている。
肉眼では顕微鏡でなければ見つけられない。
だが、専門医は症状で判断できる。

一度溜まったレビー小体は取り除けない。
幻視を和らげる薬がある。
早期発見で適切な治療があります。

気付くポイント

  • 人や虫がいると訴える
  • 空中を手で追いかける
  • 壁に話しかける
  • 症状が急に現われる
    (リラックス、ボーっとしたとき)

  • 筋肉がこわばって動きが遅くなる
    (パーキンソン症状)

  • 大きな寝言
  • うつ病、便秘、大汗

パーキンソンの原因がレビー小体のことから、
レビー小体型認知症はパーキンソン症状もでる。

家族がレビー小体と付き合うポイント

  • 幻視を否定しない。本人以外に見えない事を伝える。
    (虫がいても、虫がいたの、でもお母さんには見えないんだって)

  • 幻視を見やすい環境を変える。
    (パンの焦げ後が虫に見えるならフレンチトーストに変える、
    トイレの芳香剤の赤いマークが人間に見えるならそれを失くす)

  • 注意をそらす
    (虫は受け取りました、手を叩いて虫がいなくなった、終了!)
    他にも、好きな音楽を聴く、猫を抱っこする、散歩する、背中をさする。
    すべて注意をそらすこと。

幻を消すコツ

本人が幻、幻覚で人間や子供が見える場合、触ってみる。

統合失調症やうつ病の薬は副作用が強くなるので注意。
認知症疾患医療センターや、地域包括支援センターで相談しましょう。
ためしてがってんより。

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