若い女性が幻覚幻聴 アメリカの記者がこの病気になり広めた抗NMDA受容体脳炎

公開日: : 脳神経外科、神経内科

抗NMDA受容体脳炎 2007年に発見
抗NMDA受容体脳炎 2007年に発見
膠原病 外敵から身を守る抗体 神経の動きを妨げる

若い女性が幻覚幻聴。
幼児期でも起こりうるみたい。
脳腫瘍だとわかりやすいけど違うから、症状があるのに放置で悪化するみたい。
アメリカの記者がこの病気になり広めた。

症状は精神を病んだかのような状態。
意識混濁
体動かなくなる
呼吸できなくなり死に至る

頭部MRI CT見つからない
抗体を見つけて診断する病気

抗体の働きを抑える治療で完治するらしい。

アメリカでは以来数千人見つかったらしい。
日本ではどうなんだろうか。

抗NMDA 受容体抗体脳炎の臨床と病態より

抗NMDA受容体脳炎100例の特徴9)

1.若年女性に好発する. (女性91例,男性9例,5~ 76歳,中央値23歳)
2.非特異的前駆症状にひき続き,急速進行性に統合失調症様症状が出現する. (84%)
3.しばしば,痙攣発作を契機に緊張病性昏迷類似の状態に陥る. (76%)
4.しばしば,中枢性低換気となる. (66%)
5.意識障害がありながら多彩な異常運動が持続する. (86%)
6.多彩な自律神経症状も随伴する. (69%)
7.MRI上,22%に側頭葉内側病変を認めるが,一般に軽微な変化に過ぎない.
8.脳波上,92%に異常(徐波:71%,発作波21%)
9.卵巣奇形腫が高率に合併する.     (腫瘍合併率:100%→ 59%,女性62%,男性22%)
10.緩徐に回復し,社会復帰可能になる. (完全・ほぼ回復:75%,高度後遺症:15%,死亡:7%)
11.腫瘍切除と免疫療法の併用が有効である.ただし,腫瘍未切除でも改善しえる (自験例4例7))
12.再発例もあり. (15%)

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