慢性疲労症候群、脳の視床に炎症、薬で治るかも

公開日: : 最終更新日:2014/04/22 脳神経外科、神経内科

原因不明の激しい疲労が半年以上も続く、慢性疲労症候群(CFS)の患者の脳内で炎症が起きていることを確認したと大阪市立大学の渡辺恭良健康科学イノベーションセンター所長らの研究グループが発表した。
客観的な診断や病気のメカニズム解明に繋がると期待される。
成果はアメリカ専門誌、ザ・ジャーナル・オブ・ニュークリア・メディスン電子版に掲載された。

慢性疲労症候群、脳の視床に炎症を確認

CFSは日常生活が困難になるほどの疲労感が長期間続き、頭痛、関節痛など様々な症状も伴う。
国内で約30万人いると推定されるが、診断は自覚症状が中心で客観的な指標はない。
渡辺所長らは炎症の有る部位で増加するたんぱく質に着目。
CFSと診断された患者9人と健康な10人の脳を陽電子放射断層撮影(PET)検査で調べた所、このたんぱく質の量は、患者のほうが健康な人の約2倍だった。

様々な痛みの感知にかかわる「視床」という部分で炎症が強いほど、痛みも強いなど、炎症の部位と症状が関連することもわかった。
渡辺所長は、より簡易な方法で診断できるよう研究を進めたい、炎症と症状の関係を調べることで根本的な治療法の開発にも繋がるのではないかと。

東京慈恵会医科大学の近藤教授(ウイルス学)は、CFSの患者は症状が様々で、実際には細かく分類できるはず。
客観的な診断が確立できれば治療法の解明にも繋がるのではないかとしている。

炎症が強ければ痛みが増すのであれば炎症を抑えればいい。
という感じで、将来は薬で治るかもしれませんね。
珍しい病気や症状に悩む方が簡単に減ればいいですね。

関連記事

no image

本態性振戦とパーキンソン病との見分け方と新しい治療法

高齢者に多い、手や頭、声などが震える原因

記事を読む

正常圧水頭症のMRIの特徴

正常圧水頭症のMRIの特徴と脳脊髄液が前頭葉を圧迫

正常圧水頭症はみずあたまと書きます。漢字

記事を読む

no image

認知症前の軽度認知障害予防法のまとめ

●ガスの元栓の締めたか忘れる ●昨日の

記事を読む

no image

脳卒中の症状、救急車、早期発見、血栓を溶かす治療

脳梗塞の症状をご紹介します。 手が変だ

記事を読む

no image

妻 脳梗塞 倒れた 救急車 3時間以内t-PA

脳梗塞は突然発症し寝たきりの原因になる病

記事を読む

脳梗塞を予防する葉酸の一日の摂取量

脳梗塞を予防する葉酸の一日の摂取量。妊婦にも!

脳梗塞を予防する埼玉県坂戸市「坂戸市役所

記事を読む

no image

脳梗塞,動脈硬化,心房細動と再発予防する

脳梗塞きちんと治療。再発を予防する新薬が

記事を読む

no image

2度目が怖い脳震盪の見分け方。くも膜下出血、硬膜外血腫について

脳震盪疑いでも即退場が、フィギュアスケー

記事を読む

no image

局所性ジストニアが受けられる病院リスト

手指や唇などが思い通りに動かなくなる脳神

記事を読む

点滴で震えが止まるパーキンソン病の治療

点滴で震えが止まるパーキンソン病の治療

手足が震えるなどの高齢者に多い進行性の難

記事を読む

no image
初診のPPI製剤の病名に胃潰瘍とつけないで

初診のとき、 バファリン、バイアスピリンが投薬されず、 PPI製剤

no image
福祉医療で役所から銀行振込がない場合に疑う場所

更生医療や育児 が窓口で上限設定されず、 窓口で全額支払いし、後から

左の腎臓が腫れている、2倍大きくなっていた
出産も可能!同時に尿管と卵巣を手術できる病院は倉敷成人病センター安藤院長

保育士、2年前に結婚。 子供願望があり気になるのは月経。 10代か

唾液の効果を発揮するためには時間が必要
虫歯にならないためには間食が多いと唾液の働きが無駄になる

虫歯にならないためには歯にプラークをつけないこと。 プラークが歯

キュウリに含まれているホスホリパーゼが注目
キュウリは代謝を高める、脂肪を燃やす、分解して排出する効果も

キュウリは野菜の中で一番栄養価の低い野菜 ほとんどが水。 ダイエッ

→もっと見る

PAGE TOP ↑