巨細胞性動脈炎の症状は顎がだるい、薬が効かない頭痛、発熱、右肩の痛み、物が二重

巨細胞性動脈炎はいわゆる側頭脳動脈炎のことです。ICD10になって病名が変わりましたね。

巨細胞性動脈炎の症状は顎がだるい、薬が効かない頭痛、発熱、右肩の痛み、物が二重
薬が効かないズキンズキンとする頭痛。
熱が二週間前から続いている。
緊張型頭痛とは考えにくい。

頭痛 発熱 は3つが疑われる

感染症 結核 髄膜炎
悪性腫瘍 がん 悪性リンパ腫
その他

体が痛くなったり
肩とか肘とか体の節々
右肩を特に
物を取ろうとして右肩が激痛

目が変、物が二重。

医師は触診で
鎖骨の付け根で痛いことを発見。
右肩になんらかの炎症が起きている可能性。

右手首の脈に違和感 右がかすかに弱い。

右上腕動脈に炎症が起き血流障害が起きているのか

顔面触診 こめかみの血管にも左右に差がある。

腕とこめかみの血管に左右差が起きる病気は・・・

正常な右のこめかみを押すと痛くないが、
脈が弱い左のこめかみを押すとあのズキンズキンとする頭痛が再現された。

食事の量が減っている。物を噛むときに顎がだるくなるから

頭の血管の組織を取らせてください。

こめかみの動脈組織を顕微鏡で調べる検査で診断。

巨細胞性動脈炎

体の中の太い動脈が炎症を起こす病。
進行すると全身の血管がボロボロになる。
炎症はどこの動脈で起こるかわからない。

頭の血管なら頭痛や発熱、
こめかみならものが二重に見えるなど
側頭部の血管が浮き出るのも特徴の一つ。

当該患者は特徴的な血管が浮き出なかったため
様々な病院で原因不明とされた。