本態性振戦とパーキンソン病との見分け方と新しい治療法

公開日: : 最終更新日:2014/08/14 脳神経外科、神経内科

高齢者に多い、手や頭、声などが震える原因不明の病気「本態性振戦」の治療に超音波収束装置を使う治験が行われている。
頭蓋骨を切開せず、外から超音波を脳の奥深くに集中照射して治療できる新しい治療法です。
これまで体への負担などから治療が難しかった患者も受けられる可能性がある。

本態性振戦の見分け方

年のせいと見過ごされがちな本態性振戦は医療機関で受診しない人が多く、病名もあまり知られていない。
特徴やスプーンや箸を使い辛い、文字がうまくかけない、宴席でお酌する時震える、緊張した時に声が震える、頭が震えるなど。
本態性振戦があるかどうかのチェックは、渦巻きの線を肘をつかずに内側から外側へなぞってみる。線から大きく外れる場合は要注意。
横に引いた平行線の間にもう一本線を引いた時、上下の線に当る場合も注意が必要。
ほかにも手が縦に震える人は本態性振戦の可能性がある。

パーキンソン病との見分け方

本態性振戦は手足が震える進行性の難病のパーキンソン病と間違えられることが多い。
パーキンソン病は何もしないときに震えるのに対し、本態性振戦は細かい動作で震えがおきる。
震えを病気と思わず病院に行かない人が多いが、パーキンソン病であれば早く治療を始めるほうがいい。

現在、本態性振戦の超音波治療している病院は新百合丘総合病院

治験では震えが改善され副作用もない。
脳の熱変性させてはいけない部分に超音波を当てると麻痺が出る。
この治療法では全身麻酔を使わないため、治療中に患者の反応を確認しながら安全な部分を絞り込むことができる。
改善していくのが治療中にわかる。
治療は約3時間で終わる。
費用は診断と治療で数十万円。

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