糖尿病性腎症と誤診も。IgG関連疾患は原因不明

IgG関連疾患は、目や顎の腫れや、蛋白尿もなく、自覚症状がないまま進行する腎臓の病気。

タンパク尿がほとんど出ないため発見が難しい。
無症状で腎臓がむしばまれ、数か月から1年で腎機能が急激に低下。
人工透析をせざるをえない患者もいる。

画像検査で見えるのは腎臓のこぶ。
血液中のIgG4の値が1470ミリグラム/デシと高く腎臓の組織を調べた結果、IgG関連疾患と診断された。

ステロイドの服用で腎臓と神増の病変は改善する。

IgG関連疾患の患者の多くは中年。
糖尿病もある人が多い。
腎機能の低下を指摘されても糖尿病性腎症と誤診される場合もある。

原因不明で腎機能が低下したならば、
血液検査でIgGの値を測定してIgG関連疾患がないかチェックしてほしい。

腎臓の機能はeGFRで簡単にわかる

早期インシュリン注射の導入で膵臓は回復するらしい

症状を出さない重大疾患の病気の代表が糖尿病。
何もいわず、苦痛を訴えることなく衰えていく臓器が膵臓です。
気付いたときには取り返しの付かない手遅れになっているのです。
兵庫県尼崎市 糖尿病専門 池田病院 池田弘毅

HbA1cが6.2以上だと糖尿病と疑われる数値です。ですから
これを大幅に上回る検査結果がわかった場合、糖尿病の教育入院などを経験するわけですが、糖尿病の専門病院では、いきなりインスリン注射を行うと言うのが夕刊フジにのってました。
膵臓の負担をさげて回復を促す治療のようです。 続きを読む

腹膜透析は毎日できる、体調の改善、薬の減量、食事制限の緩和

今日の健康の慢性腎臓病、
透析治療最新情報を見ました。

腎臓病が進行すると、人工的に腎臓の役割をしてくれる透析機械を使って、血をきれいにしなくてはなりません。聖マリアンナ医科大学 教授 腎臓病センター長木村 健二郎先生。

1年間7000人~10000人患者が増えている。
29万人いるどういう背景?
高齢者が年々を増えている。
糖尿病の原因が増えている。 続きを読む

腎臓がんの手術、治療法、転移、病院を探す

腎臓がんの最新治療

腎臓は体の左右に1つづつあって、腰のやや上、背中側にあって、大きさは握りこぶし程度。
血液をろ過して尿を作ったり、血圧を調節したり 体を作っている細胞の環境を整える働き。
尿管がつながって、膀胱に入り、尿道につながり尿が排出される。
治療法も進歩している。

東京医科歯科大学教授 木原和徳 腎泌尿器外科
腹部画像検査で早期発見。

50歳から増えて70歳がピークになる疾患。高齢化で増えた。
検査法の進歩、普及で腎臓がんの早期発見が増えた。 続きを読む

井戸水で透析する時は結合塩素に注意

病院では井戸水の利用が進んでいる。
水道水代の削減と災害に備えた断水時の設備。

結合塩素は透析患者の溶血性貧血に影響

地下水を利用する場合塩素処理する過程がある。
地下水にはアンモニア性窒素が含まれていて、塩素の添加量により結合塩素が生じる場合がある。
結合塩素は慢性透析患者の溶血性貧血に影響する。
(血球が壊れる)
井戸水を透析に使うには毎日結合塩素を測定する必要がある。 続きを読む

リンが高いほうが長生き?ストレスが影響

人工透析を受ける透析患者でカルシウムとリンの統計を取ったとき、リンが高いほうが長生きというデータが出たという。

80歳で透析を受けて体重が80キロの人もいる。
好きなように生きて好きなものを食べる。
ストレスがない分、長生きという場合もあるそうですね。 続きを読む

腎臓が大きくなるスピードを遅くする薬はサムスカ錠

多発性のう胞腎(ADPKD)の初治療薬はサムスカ錠(一般名・トルバプタン)。
大塚製薬が開発したものだがもともとは心不全の治療薬錠剤の利尿剤)だった。
しかし、ADPKDにも効果があることがわかり、10年前からアメリカの病院を中心に、世界15カ国約1400人以上の患者の協力を得て治験を実施。
服用により腎臓が大きくなるスピードを平均50%抑制する効果が判明し、世界初の治療薬として今年3月、日本でも承認された。 続きを読む

多発性のう胞腎の主な症状

多発性のう胞腎は腎臓にのう胞(水が詰まった袋)が無数にでき、少しずつ大きくなることで腎臓の機能が低下する難病。
「常染色体優性多発性のう胞腎(ADPKD)」の治療薬が世界で始めて承認された。
根治には至らないが病気の進行速度を遅くすることが可能。
腎不全による人工透析や腎移植を遅らせる為の選択肢が広がった。 続きを読む

赤いポツポツの中心のかさぶたの上に白い物は糖尿病

赤いポツポツ。湿疹アレルギーが多い。
背中やお腹、あらゆるところにポツポツの中心にかさぶた上の白い物ができる。
赤いぽつぽつは皮膚科専門医でも区別がつきにくい。
なかなか治らないものがあって、潜在患者2000万人の疾患の皮膚症状です。 続きを読む

足をつる方法、つり原因冷え脱水のどの渇き水を飲む

なぜ足はつるの?

足のつりの原因、研究者国立米子工業高等専門学校大野先生の足をつる方法。
つり実験、スタッフは足の中指がつる。筋電計でチェック。
ひざを曲げた状態で足全体に力をいれ、15秒で力を抜く。
つると力を抜いているのに力が入りっぱなし。 続きを読む

AIMは内臓脂肪を溶かすがサイトカインという炎症物質が出る

内臓脂肪から分泌されるAIMの正体とは

脂肪の中に入り込んでいるAIMは脂肪を溶かしている。
脂肪細胞が血液中の栄養素を取り込み膨張する、白血球から脂肪を分解するAIMが分泌される。
AIMは脂肪細胞に入り込み脂肪を分解する。

脂肪を分解するAIMは肥満を解消する肥満を予防するのに役立つと思いがち。
だが、溶かした後出てくるサイトカインという炎症を起こす物質がたくさんでてくる。

AIMは誰でも持っている。
増えた脂肪を分解しようと大量のAIMが分泌される。
内臓脂肪の量に比例して分泌される。
脂肪を大量に分解するとでてくるのがサイトカイン。

サイトカインは全身に炎症を起こす

血液中に流れ出し、血管壁にぶつかり血管内炎症を起こしてしまう。
動脈硬化を起こすことで、心筋梗塞脳梗塞のリスクがたかまり、全身に広がり、糖尿病やアルツハイマーがんの原因にもなる。
脂肪を分解し、猛毒サイトカインを吐き出し続けるのです。
AIMのえさが内臓脂肪というイメージです。

血液検査でわかる。
採血をしなくても高いか低いかの目安、もともと痩せている人は太りにくい人AIM高め。
サイトカインが出やすい体質のため、急激に太る時は要注意。
もともと太っている人太りやすい人はAIM低め。
糖尿病にはなりにくいといわれていますが、太るということは肝臓にも脂肪がたまるため脂肪肝になりやすい。
最近は脂肪肝から肝臓癌、肝硬変に移行することが増えている。 続きを読む

学校の健康診断、小学生4~5年生が尿糖で中学生で糖尿病

糖尿病で急増しているのは子供です。
発症が若年化しています。
だいたい中学生が多いです。小学生4~5年生の学校の健康診断で尿糖でひっかかり、クリニックなどを訪れます。
原因は偏った食事です。
スナック菓子、清涼飲料水、テレビでゴロゴロ、運動しない。
いわば生活習慣ですね。 続きを読む

糖尿病学会でも目標値HbA1c8%未満,低血糖と未治療

糖尿病暦10年以上で治療無し。糖尿病放置の未治療。
足の先がしびれる、坂道で胸の痛み。
糖尿病が原因で狭心症でした。
HbA1cは9.2以上だった。
どう対応すればいいのでしょうか?

HbA1cの血糖コントロール目標値

7.0%未満 主な合併症を予防する 一番多い
6.0%未満 血糖の正常化を目指す 食事運動療法のみでも可能な段階
7.0%未満 主な合併症を予防する 一番多い
8.0%未満 治療強化が難しい場合 合併症進行 続きを読む

持病でも抗がん剤で治す、糖尿病、高血圧、糖尿病性腎症や心筋症

糖尿病、高血圧、糖尿病性腎症や心筋症。
持病を抱えながら悪性リンパ腫の治療に望んだ東京都の50代後半会社経営者の男性。
2011年秋、嘔吐が続き、かかりつけ病院を受診。お腹に腫瘍が見つかった。
がん研有明病院の血液腫瘍科を紹介され11月悪性リンパ腫と診断された。
日本人に最も多い「非ホジキンリンパ腫」で腫瘍は約12センチあったが、病変が横隔膜より下に留まっている2期だった。
抗がん剤など5種類の薬を使うのが標準治療だ。 続きを読む