慢性腰痛が2週間で改善の可能性がある。
強い痛みの原因はDLPFC。
健康の人より体積が減り、活動が衰えている。
痛みが強くて長引いている人はDLPFCの衰えが腰痛の原因になっている。
骨や筋肉の情報、電気信号が脳に伝えられる。
脳では神経細胞が興奮し痛みの回路が起きる。
これで腰が痛いと感じる。
大元になる腰の炎症が治まっても大本の脳の回路がおさまっていないと収まらない。
痛みの回路に興奮祖鎮める指令を出すのがDLPFC
活動が衰えるとそれがうまくできにくなり、痛みの回路の興奮が続いてします。
腰が治っているのに痛み。
幻の痛みに苦しめられる。
脳の活動を画像で見ると、活動が低下している。
痛みを抑える鎮痛の仕組みが十分に働いていない。
痛みによる強い恐怖心が痛み
DLPFCは強い恐怖心でストレスが加わる。
この状態が長く続くと神経細胞がヘトヘトになる。
活動が衰え、静まれという指令がでなくなり、痛みの回路の興奮が続く。
慢性腰痛に効く脳の改善リハビリとは?
映像を利用する 38%が治る
正しい知識で 恐怖心を減らす方法
自分には腰痛の手術の必要はない、恐怖ではない、動くのが大事とインターネット学習する。
DLPFCのストレスが減り、命令が活発になる。
映像を見た変化
だがこれでは脳が正常な理解力がある健常者しか改善しない
効果なしという反応もあった。
プロジェクトに参加した人のうち、映像を見ただけで腰痛が改善した人の割合、38%
1回3秒状態そらし姿勢をする 18%が治る
状態そらしで恐怖を取る。
腰痛があると腰をかばって前かがみになる。
あえて恐怖を感じる体をそらすことで、体をそらしても大丈夫と恐怖を改善する。
背中をそらす経験で痛みの恐怖心がなくなり、DLPFCのストレスがなくなることで痛みが改善するという仕組み。
56% 改善できなかった44%はどうやって改善させるか。
残りは認知行動療法で
シドニー大学の痛み研究所では、慢性腰痛に3週間の心理療法を行っている。
認知行動療法はうつ病などで利用されている。
運動は 運動しても痛くないということを 脳にインプットするため。
日本での腰痛治療の奨励度 慢性腰痛の場合
- グレードA 認知行動療法、薬物療法、運動療法
- グレードB 手術(脊椎固定術)、はり治療、徒手療法
認知行動療法は保険の適用外。
日本の病院ではほとんどやってない。
ですがこの映像のオチは、介護施設に入るようなおじいちゃんおばあちゃんには無理だということ。
あの介護施設で腰痛が改善された人たちはどうやって改善されたのかが気になります。
施設の職員によっての思い込ませ、刷り込み、洗脳が答えだと思いますが。