関節リウマチの8割が女性。
関節リウマチは免疫の異常によって関節内にある滑膜(関節を包む膜)に炎症が起こり、腫れや痛み、こわばりなどの症状が出る。
原因はわかってないが、遺伝や環境など様々な要因が考えられる。
遺伝も関わるとされているが、家族がリウマチだからと言って必ず発症するわけではない。
主に30代~50代で発病することが多く、患者の8割が女性。
悪化すると関節全体に炎症が広がり、軟骨や骨が破壊され、変形が生じ、さらに進行すると腎臓や肺に合併症が出現し、寝たきりになったりすることもある。
関節リウマチと変形性関節症の違いと見分け方
関節リウマチと間違えやすいのが、加齢による関節の痛み、変形性関節症。
指の第一関節はリウマチになりにくい
第一関節だけ症状があるなら、変形性関節症の可能性が高い。
第二関節、第三関節や手首に症状があるとリウマチの可能性が高くなる。
関節リウマチは軟らかいが変形性関節症は硬い
関節リウマチは通常、腫れている部分が柔らかい。
変形性関節症は硬い。
治療の基本は薬物療法
免疫抑制剤のメトトレキサート。
生物的製剤注射や、分子標的薬トファニシチブなどが使われる。
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