関節リウマチの飲み薬、結核、がん、副作用

公開日: : 最終更新日:2017/09/26 整形外科

関節リウマチは炎症を起こすサイトカインと呼ばれる物質が出過ぎる免疫異常の病気です。
膠原病外来などを標榜している病院で詳しく見てもらえます。(医療費も高額になります)
生物学的製剤はその働きを抑制するが、サイトカインは病原体の浸入や増殖を防ぐ役割があるため、効き過ぎると感染症になりやすくなります。

関節リウマチで結核

ある75歳の女性は血液やレントゲンの結果、粟粒結核でした。
咳はでないが、前進の臓器に広がる結核です。
もともと体内に残っていた結核菌が、薬で免疫作用が押さえられたために再び活性化したのが原因。
このため、関節リウマチの生物学的製剤を中止しl、結核を治療するための専門病院に転院。
女性は背中の骨が結核菌で破壊される脊椎カリエスも発症したが、早めに対応でき1ヶ月で退院することができた。

生物学的製剤は関節の痛みに苦しむ患者の福音ともいえるが副作用があることを忘れてはいけない。
使っているとき、体になんらかの異常を感じたらすぐに主治医に相談して欲しい。

注射以外に飲み薬もある

関節リウマチは近年治療効果の高い様々な薬が登場しているが、長期的な安全性が確認されていない薬もある。
その一つが今年7月に発売された、飲み薬のトファシチニブ、商品名ゼルヤンツだ。
点滴か注射による生物学的製剤に比べると使いやすいという利点がある。

ただ、帯状疱疹などの感染症が起こりやすくなるほか、がんになる疑いも指摘されており、日本リウマチ学会は6月に指針を発表し重い副作用に対応できる医療機関で投与することなどを求めた。

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