血液で癌を予測,AICS検診 胃 大腸 肺 乳 子宮 卵巣 前立腺

公開日: : 最終更新日:2014/01/24 読売新聞、産経新聞の医療欄

食品大手の味の素が開発した、「アミノインデックスがんリスクスクリーニング(AICS)」は、血液中の遊離アミノ酸20種の含有量を測定、解析することで、胃がんや大腸がんなど6種のがんの可能性を割り出すサービス。
平成23年度から医療機関に提供を開始し、現在は全国約780機関が採用している。
自由診療で費用は異なるが、最多価格は1万9000円前後。約5mlの血液から胃や大腸、肺、乳、子宮、卵巣、前立腺のがん羅患率を判定する。

AICSでは血中の遊離アミノ酸20種の含有比率が健康な人とがん患者で異なり、がんの種別によって異なることも利用。
6種のがんについて、AICS値(0~10)を算出し、ランクA(0~4・9)、B(5~7・9)、C(8~10・10)の三段階でリスクを提示する。
例えば、胃がんの場合、ランクAなら、同じ判定の人の3200人に1人が、ランクCなら、98人に1人が胃がんの可能性がある。
C判定が必ずしも胃がんでもないし、A判定だから大丈夫ということではないと
味の素健康ケア事業本部の吉元良太アミノインデックス部長は話す。

AICS検診で胃がんを発見

鳥取県南部町は県と連携し、がん検診率向上の起爆剤としてAICSを導入し、南部町国民健康保険西伯病院に専門外来を開設した。
24年1月からの2年間で町民約2100人と町外の400人が判定を受けた。
胃がんのC判定からは、6例の胃がんを発見。
このうち1名はAICSの一ヶ月前に受けた胃内視鏡検査では異常のなかった早期がんだった。

大腸がんの治療に長年取り組む木村修院長は、がんマーカーは前立腺を除き、リンパへ転移した癌でないと発見されない。
AICSは早期胃がんも見つける一方、肺がんでA判定だった例もある。
癌リスク判定の意味を理解して受けるなら、がん検診へ繋がる動機として大きいと話す。

検診の検査の見落としを補ってくれるのではないか

血液で未来の癌を予測する検査。
なので、癌かもしれないし、癌にならないかもしれない。
最近問題になっている検診の見落としを、この検査が補ってくれる感じがする。
内視鏡などは、カメラで医者が肉眼で見て医者が見つけられない可能性もある。
血液検査は100%ではないが、簡単なCという文字で表示してくれる為、再検査する場合の大きな指標になるかもしれない。

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