播種性血管内凝固症候群という病気、症状、原因、検査

公開日: : 最終更新日:2015/03/31 読売新聞、産経新聞の医療欄

播種性血管内凝固症候群はんしゅせいけっかんないぎょうこしょうこうぐんはどんな病気?
英語ではdisseminated intravascular coagulation syndrome、DICと言われます。
全身の血管内に無数の微小血栓が形成されるため、凝固因子と血小板が消費され、出血傾向(凝固障害)が起こる症候群です。
この多発する血栓で各臓器の血管が詰まり、循環不全(虚血障害)をお越し、多臓器不全を併発することもある病気です。
症状が重くなるとショックや溶血性貧血(赤血球破砕症候群)を起こします。

播種性血管内凝固症候群の症状

播種性血管内凝固症候群はんしゅせいけっかんないぎょうこしょうこうぐんは体全身に出血傾向がある。
血小板と凝固因子の両方が減少するために皮膚や粘膜から深部組織まで様々な出血が起こる。
具体的にはアザ(紫班)、皮下出血、鼻出血、口の中の出血や血痰、血尿、消化管出血、頭蓋内出血、採血部位からの出血など。

播種性血管内凝固症候群の原因

重い病気が基礎疾患にあることが多く癌や白血病(血液の癌)、産科的疾患、重症感染症などが元になることが多い。
凝固因子が遺伝的にない血友病は在宅自己注射で血漿中の血液凝固活性を補います。

播種性血管内凝固症候群の検査

播種性血管内凝固症候群はんしゅせいけっかんないぎょうこしょうこうぐんDICの
凝固因子や血小板の消費減少を見るには、プロトロンビン時間PTの延長、部分活性トロンボプラスチン時間APTTの延長、フィブリノゲンの低下、血小板数の減少を確認する。
凝固亢進を見るには、トロンビン・アンチトロンビン複合体TATの増加とアンチトロンビンⅢの低下を、また
二次線溶の亢進はフィブリン・フィブリノゲン分解産物やDダイマー、α2プラアスミンインヒビター・プラスミンの増加を確認する。

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