生理痛冷え性腰痛むくみと体の中から温め方

公開日: : 最終更新日:2014/09/12 読売新聞、産経新聞の医療欄

生理痛や腰痛を悪化させたりむくみの原因にもなったりする冷え。
熱い夏だけに冷房の効いた室内から動かない、冷たいものの食べすぎ。
夏は意外と体が冷える機会が多いです。

体温調節できないのが冷え性

冷え性とは体温を調節する機能がうまく働かずに以上に冷えて感じてしまう状態といえる。
人間は皮膚のセンサーが暑さや寒さの感覚をキャッチして脳に送る。
すると脳からホルモンがや自律神経を通して全身の器官に体温を保つ指令が出される。
たとえば、体内では糖質や脂肪を燃やして熱を作る反応がおき、
その熱で温まった血液が全身を循環することで体が温まる仕組みになっている。

こうした仕組みのいずれかが変調をきたすことで起きるのが冷え性です。
特に女性は男性に比べて冷え症になりやすく、夏でも注意が必要です。
女性は筋肉量が少なかったり、スカートなど冷えやすいファッションをしやすいことも理由の一つ。

温度差で冷え性が酷くなる

皮膚の温度センサーが不調になる原因のひとつが、冷房の効いた室内と屋外の温度差。
温度差のある場所を行き来するうちにセンサーが混乱し、うまく動かなくなってしまう。
体幹温度は個人差があるし、オフィスで自分に適した温度に設定するのは難しい。

暑いからと言って冷房や扇風機の風に直接当ると皮膚から熱が奪われてしまう。
会社では室内履きやストールで体を冷やさないようにしましょう。
あせもちゃんと拭いて、汗だくになったら着替えた方がいいです。
汗が冷えると体の熱がますます奪われるため汗を吸収するような素材の下着をつけておくとよいそうです。

体の中から温め方

冷え性の解消には毎日の生活習慣の見直しも重要で、入浴はシャワーだけで済まさず浴室に座って温冷浴するのがいいそうです。
体が十分温まってから、手足にシャワーで水をかけ、またお湯に浸かると血行改善に効果的です。
体を暖める、玉ねぎや唐辛子など刺激があるのもお勧めだし、糖質やたんぱく質をエネルギーに変えるビタミンB群や血行を改善するビタミンEなどもよい。

たんぱく質をとることも忘れないでと。
たんぱく質は食べたものを効率よく熱に変えられる栄養素。
食べ物を消化・吸収すると体が温まるが、食べたものが度の程度熱に変えられるかは栄養素によって違います。

たんぱく質は20~30%、炭水化物は5~10%、脂肪は0~3%となるようにたんぱく質は効率よく熱を作ることが出来る。
冷えの症状が別の病気の可能性もある。
例えば、指先が白色や紫色になるほど冷えると膠原病の可能性もある。
こういった場合には病院に受診し診断を受けて欲しい。

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